ニュースで20代は4〜5%の賃上げ率であるが、50代は1%台に留まっていて世代間の差が出ていると伝えています。
近年の人手不足で新入社員の獲得が困難である上に転職がしやすくなっているため、新入社員の獲得と引き留めには相対的に高い給与が必須ということなのでしょう。
一方50代の従業員については、転職がしにくい世代であるため企業としては引き止める必要がない上に、出来れば早期退職に応じてもらいたいところですから、給与を上げる必要なんてないわけです。
思い起こせば日本がバブルで経済が絶好調だった頃も、やはり新卒者を予定数集めるのが困難になったため、新卒給与が急激に高くなったことがありました。
しかし、当時は日本中の景気が良かったため、その他の年代の給与も同時に嵩上げされたため、世代間の格差が問題になることはありませんでした。
しかし、今は表向き企業業績が良いとは言えず、人件費はコストとばかり黒字であっても削りまくることが経営の定石になっています。
ただ、AIによる業務の自動化が本格的に日本でも取り沙汰されるようになると、業務を知らない新入社員を雇うより、社内でのAIの応用を提案できる会社の仕組みに精通した人員の確保に苦労するようになるかも知れません。
時代の流れに任せるしかない人生で少しでも幸せを感じることが、如何に大切でしかし容易ではないことをしみじみ感じます。
