改正道路交通法の施行から、法律の周知に十分時間をかけたということでしょう、2026年4月から反則金制度が運用されます。
いくつかの改正点があって、乗車中のスマホや右側通行など教えられなくても明らかに違反と分かるものも多いのです。しかし、実際の道路状況を考えると、歩道の通行を基本的に禁止して車道を通行させることに関しては、かなり無理があるように思います。
「就学前の子どもや70歳以上の老人なら歩道通行可」などという条件付きのルールは、タバコの喫煙ルールでも同様でしたが抜け穴になることが多いです。
また自転車専用道路や通行帯の整備が進んでいるとは思えず、以前あった交差点の歩道横の自転車通行帯も近年唐突に消されていることが多いようです。
自転車の利用者は地元民が多いことは確かで、そのため地元の道路でどこが通れてどこが通れないかを把握している人もいるでしょうが、100Km以上走るようなローディに対しては、ローカル限定でしか通用しない貧弱な標識では十分ではありません。
まだまだ道路や標識の整備が追いついていない状況での反則金制度導入は、急増する自転車事故に対して早急に対策を講じる必要があったにせよ、抜本的な自転車の安全通行を継続的に講じることが望まれていると思います。
