パビリオンの交通障害対応時の妙技

これぞその国や企業の姿勢を如実に表す、まさにパビリオンの展示を超越した表現でしょう!

8月14日に発生した大阪メトロ中央線の停電に伴う帰宅難民。特にお盆休暇中で16万人以上入場していたそうですから、影響も甚大です。

予定外に万博会場でオーバーナイトを経験されてしまった方々には、謹んでお疲れ様でしたと労いを申し上げます。

当初から公共交通機関の少さが危惧されていましたが、現実に起こってしまうとこれは仕方がない。ある一定の確率で起こってしまう日常のトラブルです。

しかし、そこで急遽来場者の窮地を救えるかどうかが、そのパビリオンの実力です。

普段人気があって行列ができていたとしても、緊急時に何ら対処できないか、来場者の側に立った対処ができるかは、そのパビリオンや関係者が本当に万博の趣旨を理解して全うできるかに関わってきます。

まだ一日たっただけなので本当の様子は伝わってきませんが、ニュースでオランダやドイツやポルトガルのパビリオンが帰宅できない来場者のことを考えて粋な計らいを行ったというのは、万博の展示以上のインパクトがあります。

またそれらの計らいが、政治的に安定した政府パビリオンによって提供されていたことに感銘を受けます。

やはり政治が全てだと!

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