朝日新聞デジタルに、弁護士の先生が大阪市で利用したパーキングで法外な料金を支払う羽目になったと訴えています。
普段から言葉の綾を捕まえて商売をしている弁護士先生でさえ引っかかったのですから、素人の我々が同じ過ちを犯すのは仕方がないことかもしれません。
そもそも一時預かりのパーキングを利用するのは一見さんが多いですから、わざと分かりづらい料金体系にして引っ掛けようとするのもありがちな話。
車でやってきて、大きな文字だけを見て回りより安いとか同じぐらいだったら、細かい注意書きは見ずに停めることが多いですから、最大料金などのお得感が出るような金額を大きく表示しておき、実際の料金は別の計算で高額になることも少なくありません。
パーキングの表示も法規制をかけて、日本中で同じ形式で表示するべきですが、まだまだ法整備が行き届いていないのでしょう。
今回の弁護士からの訴えで、少なくとも見間違えがないような表示や料金体系を法律で定めてもらいたいものです。
USAで駐車場の営業時間がはっきり書かれていなくて、夜になって車を出そうとしたところが閉鎖されていたために、その街に一泊する羽目になったことがあります。
パーキングの料金表示がいい加減なのは日本に限らない話かもしれませんが、少なくとも詐欺まがいの料金を取り締まることもできない現状は、法治国家としてまだまだ未熟なのかもしれません。