パビリオンの交通障害対応時の妙技

これぞその国や企業の姿勢を如実に表す、まさにパビリオンの展示を超越した表現でしょう!

8月14日に発生した大阪メトロ中央線の停電に伴う帰宅難民。特にお盆休暇中で16万人以上入場していたそうですから、影響も甚大です。

予定外に万博会場でオーバーナイトを経験されてしまった方々には、謹んでお疲れ様でしたと労いを申し上げます。

当初から公共交通機関の少さが危惧されていましたが、現実に起こってしまうとこれは仕方がない。ある一定の確率で起こってしまう日常のトラブルです。

しかし、そこで急遽来場者の窮地を救えるかどうかが、そのパビリオンの実力です。

普段人気があって行列ができていたとしても、緊急時に何ら対処できないか、来場者の側に立った対処ができるかは、そのパビリオンや関係者が本当に万博の趣旨を理解して全うできるかに関わってきます。

まだ一日たっただけなので本当の様子は伝わってきませんが、ニュースでオランダやドイツやポルトガルのパビリオンが帰宅できない来場者のことを考えて粋な計らいを行ったというのは、万博の展示以上のインパクトがあります。

またそれらの計らいが、政治的に安定した政府パビリオンによって提供されていたことに感銘を受けます。

やはり政治が全てだと!

伊東市長の卒業証書問題

学歴詐称が時々話題になりますが、それだけ学歴を偽ることに一定のメリットがあるのでしょう。

事実がどうなのかということを証明するために必要なことはそれほど多いはずはなく、双方了解の条件のもとに調査すれば自ずと解決するはずですが、市長の狡猾さもさることながら追求する議会側の稚拙さも極めつけでどっちもどっち、議会も市長も総入れ替えが妥当なところでしょう。

これだけ市政が滞っていて何事もないのなら、市議会も市長も不要ということになりますし、何事か問題があるならとっととかたを付けなければならないでしょう。

伊東市民の方々の杞憂をお察しします。

東洋大学はすでに除籍と宣言しているのですから、卒業証書が本物のはずありません。もし本物だとしたら本人が大学と除籍か卒業かで争うべきであり、その結論が出るまでは除籍を前提に市政を行うしかありません。

伊東市には気の毒ですが、まともな人材がいない中で市長選挙を行った結果、一番良い(市民がまともだと思った)と投票した人材が期待はずれだったわけです。

そこで、東洋大学を卒業していたという経歴がどのぐらい投票に影響したのかわかりませんが、いつまでも居座ることを選択して、不名誉より市長の椅子を死守する現市長に対抗する手段を持たない議会と、2つ同時に欠陥をさらけ出したことになリますが、これはどこの自治体でもありうるわけです。

そろそろ選挙制度や政治の世界も、改革が必要なのでしょう。旧態依然とした制度のほころびが目に余るようになりました。

まあ、USの大統領も好き放題やって議会はそれを阻止するすべを持っていませんから、どこの国も政治は旧態依然、現代社会でまともに機能するにはかなり常識のあるリーダーを選ばなくてはなりませんが、立候補者に常識がない人ばかりだったら選挙制度の限界です。

もうすこし社会は改善できないものでしょうか?