怪しい年金と先行き不安

今の日本の状態は、1980年代後半のアメリカのようです。

経済的に日本からの輸入品で溢れかえり、アメリカ原産の製品としては手工業製品の手袋や下着など。ファッショナブルな衣料品はすべて輸入品で、イタリア、ホンジュラス、インドネシア、ブラジル、バングラディッシュ、韓国製などなど。まだ中国製は殆どなかったですね。

30年ぐらい前のニュースで、東芝製のラジカセをハンマーで叩き潰していたのを観た方もいらしゃるのではないでしょうか?

ホテルは廃業、スーパーも廃業、大工道具店も廃業。でもそれらのほとんどはウォールマートのような大手に取って代わられただけですが。まだアメリカでもアウトレットはほとんどなかった時代です。

それでも人々は安いものを買い求め、2年もすればガレージセールと称してタダのような値段で近所の人に売り飛ばし、また安いものを買い漁る、全く懲りない!

そこにもって新聞では、アメリカ人の貯蓄率が十数%しかないのは危険であると、日本人は50%以上貯蓄に回していると書いて、浪費を戒めるのに必死でした。

さてそれから30年以上経ち、状況は逆転してしまいました。将来の希望が見いだせない日本と、部分的ではあっても世界で稼ぎまくる企業が誕生したアメリカ。

アメリカがうまく行っているように見えるのは偶然かもしれませんが、日本が間違えたことは確かです。間違えたのではないとしたら、何もしなかった。

これから年金や給与や人口の問題が、一段と厳しくなっていくことでしょう。

30年前の日本は経済1流、政治は2流、法律は3流と行っていましたが、今やすべて3流になってしまいました。

どこから手を付けていきましょうかねぇ、、、

愚考論議

日常の些細な出来事を、あーだこうだと論議する「愚考論議」、略して「愚論」。

よっぽど暇があったら箸休めに寄っていただくと、かなり嬉しかったりします。

乱文乱筆、失礼なことを承知しながら、取止めがないから抑えが効かない、そんなサイトを目指します。

もうブログをやり始めて20年になろうというのにまったく進歩の跡がない、懲りない元半導体エンジニア(日本では絶滅寸前)。

いつまで続くか分かりませんが、ここまでたどり着いた方に読んでいただければありがたく存じます。