日本の信号は守るだけではダメ!

コロナ禍の前までは、大勢の外国から訪れた方々が日本中、それこそ日本人がほとんど行かないような秘境まで、外国からの観光客が押し寄せていました。

また東京オリンピックのときには、観光以外の目的で来た方もたくさん訪れていました。

日本を訪れた方々が驚かれることはたくさんあるようですが、その中には日本が誇りにして良いものもあれば、恥ずかしいほど非合理的なものもあります。

特に身近で問題が深刻なのは信号です。

信号が青になったから横断歩道を渡ろうとした外国から来た方が、横から車が来てびっくりしたというニュースがありました。

信号は青(Green)なら進んでよし、黄色と赤は進んではならぬというのは万国共通。ところが、日本だけ車は右左折時は横断歩道を見て歩行者がいれば止まらなくてはならない??

こんな国は他にあります?

多分どこかの小国にはあるかもしれませんが、グローバルに世界中から観光客を受け入れている国で、このような優柔不断な交通法規がまかり通っている国はないでしょう!(断言しました。)

信号は、進むか止まるかを指図するものですから、どちらかにはっきりしてもらわないと、

「進んでいいけど、場合によってはすぐに止まってね!」

などという解釈を要求する信号は信号ではない! 

ボランティアで登校路の交通整理をやってくれているおじさんなら許されても、税金を使った交通信号がそのような優柔不断な態度で許されるのでしょうか?

そればかりか、明らかに非常識な交通信号に限らず、日本中訳の分からない(交通安全に役に立たない)交通標識や取締が多過ぎます。

日本の警察が世界標準に近づくのは、いったいいつになるのでしょうか?

コロナ禍の次はどうなる?

公共の場でマスクをしなくても良いという意見が、少しずつ出てきています。特に屋外では呼気が滞留することもないということで、歩行時にマスクを手に持っている人が増えてきました。

この「条件付き制限」というのが日本人が苦手なルールでして、屋外の定義が人それぞれで変わってくるのです。過去には喫煙場所のルールもなかなか浸透せず、今だに歩行中にタバコを吸っている人もちらほらいたりして。

ところで、マスクをするようになったために、本来冬場にシーズンとなるインフルエンザが流行しなくなったというのが少し気になる季節柄になってきました。

確かに満員電車では、マスクをせずに至近距離で咳やくしゃみの飛沫を交換しあっていたのですから、お互いマスクを全員がするということのインフルエンザ予防効果はかなり強力だったのでしょう。

コロナ禍が過ぎたとして、マスクをやめてまた飛沫交換の世界に戻るのでしょうか?

いやいや、マスクの衛生面での効果はもうやめられないという人が続出するのでしょうか?

まあ、全員がマスクを付け続けることはないと思いますが、一部の人はマスクを年中付け続けるのではないでしょうか? 

さてあなたはどうします?