今年の桜はイマイチ

皆さんがお住まいの地方では、桜はきれいに咲いたでしょうか?

どうも私が住む界隈では、すでに葉っぱが伸び始めているせいか、桜の花の色があまりきれいではありません。

葉っぱの方にパワーを持っていかれているようで、桜の花は花びらが散る前に花ごとボットリ落ちてしまったものが多いみたいです。

桜も年ごとに見ごたえが違っていて、長い間きれいに咲き続ける年があるかと思えば、今年のように葉っぱがすぐに出てきたり、春の嵐であっという間に散ってしまう年があったりします。

よく花粉については前の年の夏の気温が影響するという話がありますが、桜の花の場合は1~2月頃の寒さの影響がありそうです。

葉っぱが出てくるのが早いと言っても、葉っぱは葉っぱでタイミングが重要で、若葉は幼虫の餌として、そして幼虫は鳥の餌として食物連鎖を担っていますから、葉っぱが出始めるのにはそれなりの意味があるのでしょう。

桜の花と同様に、紅葉にも年ごとに差が出てくるもので、こちらも秋になってからの冷え込みによって出来不出来に差が出てくるようです。

4月の季節感は人それぞれでしょうが、何と言っても新一年生や新社会人を街で見かけると一番春を感じます。

気持ちだけでもフレッシュにして新年度に臨みたいと思います。

Huaweiが14nmまで対応可能なEDAツールを開発

ファーウェイが自分で発表した内容ですからどこまで本当なのか不明ですが、とにかくUSの対中EDA輸出制限をかいくぐって、EDAツールを自社開発したとのこと。

半導体は設計システム(Electronic Design Automation)がなければ始まりませんから、USが輸出を制限してしまえば中国の半導体設計は滞ってしまうという目論見だったようですが、制限した時期が遅かったと見えて、すでに中国自前のEDAが出来上がっていたというのですから驚きです。

まあ、世界中に駐在員か留学生か分からないスパイが無数にいるのでしょうから、軍事機密に比べてそれほど厳重に管理されていないEDAのソースコードを手に入れることぐらい簡単なのでしょう。

CadenceやSynopsysと言っても、元はと言えば殆どがベンチャー企業が開発したソフトウェアをM&Aで取り込んでいっただけですから、元のアイディアをもったエンジニアを雇えば同等のものを作るのはそれほど手のこんだことをしなくてもできるでしょう。

また、フリーソフトでもレイアウトや自動配置配線、またレイアウト検証や論理合成までできるものがダウンロードできますから、公開されている情報を集めるだけでもそれなりのシステムは構築できてしまうような気がします。

最近になってさらに重要度が増した半導体技術ですが、世界中のスマートホンの多くが中国で作られている訳ですから、中国の電子産業を抑えるのはそう簡単ではないでしょう。

高速鉄道の技術をドイツや日本から購入したものから習得し、中国独自技術と言って逆に世界に売っていくほどの厚かましさがありますから、半導体で同じことをするのは目に見えています。

日本もよく分かっていませんが、ドイツやUSも中国の恐ろしさを知らない。

「寝た獅子は起こすな!」(もう手遅れ、、、)