京都観光

昨日は半年ぶりに京都に行って参りました。

旅行の補助が始まって、他府県ナンバーが増えてきたので、京都の観光客はどのぐらい戻ってきたのか確かめたくなったのです。

回ったのは二条城付近と平安神宮、知恩院、東福寺、伏見稲荷界隈。回ったと行っても自転車で行ったので通りすがっただけ。

観光名所に立ち寄らず、お気に入りのパン屋でハード系のパンを買って、京都の街の風景を眺めに行っただけでしたが、秋の観光シーズンで結構楽しい日帰り旅行になりました。

ざっと眺めただけでは、インバウンドで賑わっていたときに比べたら2~3割ぐらいでしょうか。まだまだごった返していたときに比べたら少ないでしょうが、逆にインバウンド前の通常の賑わい程度には戻ったのではないかと思います。

清水寺から八坂神社辺りは若い人たちが多かったですが、知恩院や平安神宮辺りは少し少なく感じました。

また鴨川の川べりは閑散としていて、逆に風情があってよかったのですが、意外なことに御池通やその北側の路地におしゃれな店が所々にあって、若いグループ客がたくさん歩いているのに驚きました。

お気に入りのパンやと言うのは、御池通を少し北に入ったところにある「ル・プチメック」というお店で、今出川の本店は休日はとても混雑するのですが、御池店は比較的空いていて雰囲気も大変よろしい。

しかし、すぐに場所がわかると思いきや、いつもと逆の二条城側から行ったために、さんざん迷った挙げ句スマートフォンで調べてやっとたどり着きました。

京都に行って気づいたのが信号の変わるのが早いこと。普通の交差点で、すべてが赤になっている時間が2秒弱短く感じました。(実測なし)

そのためか、黄色になってから交差点に入ったり、青矢印が消えてから右折する車は、かなりの確率で反対側の信号に従って走り出した車の邪魔になっていました。

全部赤の時間が長いと、それを見越して黄色や赤になってからも交差点に侵入して来る車がいるのですが、京都は国際都市の標準に合わせたのでしょうか、信号の駆け込みは危険です!

だいぶ昔になりますが、広島県の呉市に行ったときに、信号のタイミングが違っていて面食らったことがありました。都市によって信号のタイミングにクセがあるように思います。

さてこれから紅葉のシーズンが始まります。インバウンドが本格復帰する前に、レッツゴー!

「トナラー」と「ツメズン」

最近よく耳にするのが「トナラー」。

すいている電車の座席で、他にいっぱい空いている席があっても、わざわざ座っている人の隣に座る迷惑な人のことです。

車の場合は、すいている駐車場で停まっている車の隣にへばりつくように停める人のことを言います。

以前からよく見かけましたが、最近はソーシャルディスタンスがときに気になりますから、話題になることが多くなったのでしょう。

昔田舎の工場に通っていたときに、人気のない電車のホームで、わざわざ人にぶつかりそうなぐらい近いところを歩く人によく出くわしたので、トナラーは人恋しい人がやる行為だと思っていました。

聞くところによると、座席の場合はいつも座る位置、お気に入りの座席やそれに近いところに座りたい人がトナラーをやっているらしい。

人との距離が近づく嫌さ加減より、同じ場所に座りたいという程こだわりがあるのなら、勝手にしてもらえばいいのですが、隣に座られた人にとったら迷惑なのは確か。嫌なら自分で席を替わるしかないのでしょうか。

まあ、かのケネディ大統領も、ボストンのお気に入りのシーフードレストランでは、いつも決まった席に座っていたといいますから、大物ならではのこだわりか?

通常すいているときに発生するのがトナラーですが、少し混んでくるとほっといても隣に人が座るので、トナラーは影を潜めます。

代わって登場するのが「ツメズン」。

今作った造語です。「詰めず」に「ポイズン」や「プリズン」のように避けたくなる雰囲気を漂わせる「ン」を付けてみました。

混んでいる電車に乗ると、「とびら付近で立ち止まらずに奥にお進みください」とアナウンスされますが、なかなか一番奥から詰める人は少ない。

もちろんすぐに下車するとか、ここのつり革がお気に入りだという人もいるでしょうが、もっと奥に詰めれば、楽に乗車できて電車が遅れ気味になることもないのにと思うことがしばしばです。

まあ、将棋の棋士ならば、縁起を担いで詰めたくないのは分かりますが、一般人はとりあえず詰めて乗ったほうが全体的には快適な乗車時間が過ごせるわけです。

でも、すぐ下車するのなら、また降りるときに人をかき分けなければならないのは確か。宅急便のトラックの荷物のように、行先によって奥や手前に乗れるようになればいいのでしょうか?

それより、在宅勤務を定着させて朝夕のラッシュをなくせよ!

でも電車がすいてしまうとトナラーの恐怖が!

どっちもどっちか、、、

ポンコツになる日本

80年代のアメリカはポンコツでした。

ボディーがサビて穴だらけの車が走り、燃え尽きた車がハイウェイに放置され、店やホテルがどんどん閉店しては、また代わり映えにしないものに置き換わり、エレーベータは故障したままで、ゴミが舞う。だけど掃除中のトイレには必ず”Wet Flooor”の注意書きが。

人々は安いものには群がって、少しでも安いものと言いながら生活に必要がないものまで買ってしまい、数年後にはガレージセール。

今は代わりに日本がポンコツになってしまいました。

もちろん時代が違いますから、日本で安物買いをした人はガレージセールではなくメルカリで売るのかもしれません。

アメリカは、政治力で当時経済的に圧倒していた日本を封じ込めることに成功しましたが、今の日本の政治力が海外に影響を及ぼすとは考えられません。

円の対米ドル相場で安くなっていることは、輸出産業が優勢だったときならば良いニュースだったでしょうが、海外生産が増えていたり、そもそも日本製品の競争力がなくなっている今では、単に国力が衰えていることの証でしかありません。

そろそろ今の日本の現状が危険だという意見が増えてきています。そろそろ政治、財界、国民一体となって、打開する方法を一緒に考えていく時期ではないでしょうか?

ブラウンシェーバーのトリック

今日久しぶりにブラウンシェーバーのCMを見て、30年ぐらい前に頻繁に放映されていたブラウンのCMを思い出してしまった。

「ブラウン モーニング レポート!」

まだ多くの方が覚えておられるのではないかと思います。

朝ビジネス街に現れるモーニングレポートのスタッフが、通りがかりのサラリーマンにブラウンの髭剃りを渡して、今ここで剃ってもらえませんかというやつです。

案の定剃ったあとで結構な削りかずが出て、「さっき剃ったばかりなのになぁ」というお決まりのセリフが体験者から発せられるという、「遠山の金さん」とほぼ同じの門切りセリフで終わるCMをです。

当時のサラリーマンなら誰もが、「もし出くわしたらどうしよう?」とシミュレーションをしていたことでしょう。

当時の同僚でブラウンの最新型のシェーバーを持っているやつがいて、もし自分がモーニングレポートに引っかかったら、試し刷りした後、「おかしいなぁ、ブラウンの最新型で剃ったばかりなのになぁ」と言ってやると豪語していたのでした。

もちろんそんなに簡単に街を歩いていて声をかけられるはずもなく、

そもそもヒゲというのは、一日中同じペースで伸びるわけではなく、午前中10時ぐらいまでが一番伸びるそう。(NHKの「4つの目」でやっていました。)

だから朝一に家で剃っても、通勤で電車に乗ってから都会を歩いているときに声をかけられたら、そこそこ伸びるものだということ。

そこをうまく突いて、「深剃りのブラウン」をアピールするところは、さすがにドイツ製は優秀と納得。

しかし、ブラウンのホィールシェーバーの特許が切れた後、すぐに真似するパナソニックの方が上を行くか?

レストランと無料の水

少しばかり話題になっている、「高級レストランで無料の水を注文することはマナー違反か?」問題。

私なんかは、レストラン側が単に「無料の水は提供しておりません」といえばよいだけのような気がしますが、日本人はお水がタダだと思いこんでいますから、「水で金をとるんか?」みたいに受け取る人もいるのでしょうね。

同じような問題として、お通しやサービス料もありますが、料金に見合ったものなら納得出来る場合もありますが、安っぽいお通しやサービスに見合わないサービス料には文句を言いたくなるのももっともかもしれません。

以前とあるイタリアンレストランで、もちろん有料でイタリア産ミネラルウォーターを出されたことがあったのですが、テーブルには栓を抜いて持ってきて、水のお味はどう見ても日本の水道の味というのがありました。こんなインチキイタリアンレストランがはびこるのも、日本的か?

だいぶ前になりますが、カナダのカトルセゾンのメインダイニングで食事をしたときは、何も言わなくても専門の給仕がミネラルウォーターを常に並々注いでくれて、またその所作が素晴らしかったことがありました。

水が無料か有料かなんてこだわる店は、どうせサービス料を取っているのでしょうから、サービスの一部として含めておけばいいのです。

しかし、この手の不満は、いつまで経っても消えないですね。