GYAO!が3月末で終了

18年間継続したGYAO!が3月末で終了するというニュースです。

かなりの視聴者がいたと思うのですが、有料会員が少なかったからでしょうか、企業がもう儲からないと判断したらあっという間にシャットダウンされるのが、この業界またはあらゆる経済活動の常なのでしょう。

よく利用したのは単身赴任中の土日の暇つぶしでしたが、当時はまだUSENが運営していて、Yahoo動画と張り合っていたのですが、2つが合体してコンテンツが少し充実したような記憶があります。

今でも時々映画や見逃したバラエティ番組の再生に使っていますが、映画はABEMAとほぼ同じメニューだったりするので、なくなってもそれほどインパクトがないかもしれません。

動画配信に限らずツイッターなども、管理者の考え方一つでそれまでと全く違う方向に向かって行くことがありますから、いつもサービスがなくなったときのことを考えておく必要がありそうです。

GYAO!の代替はLINEベースの配信になりそうですから、おそらくスマートホンが主な対象でパソコンには対応しない可能性もありそうです。

最近、電車でスマートホンを見ている人の中で、ゲームやLINEをやっている人より、ドラマや映画のような長い動画を見ている人が多くなったように思います。

パソコンのために始まったGYAO!から、スマートホンに特化したLINE動画配信に力を注ぐのも、時代の流れなのかもしれません。

アルコール管理アプリ

どうもお正月は(いやその前から)飲酒量が増える傾向がありまして、傾向と対策ではありませんが過度の飲酒を管理するために、スマートホンにアルコール量の管理アプリを入れてみたのです。

Google Playで検索するとあまたのアルコール管理アプリが登場するので、その中の一つをインストールして元旦以降のアルコール取得量を記録しておりました。

最近の研究では、1週間あたり純アルコール質量で140gが健康を維持する限界とされています。これを超えると不健康になる確率が高まるという数値のようです。

一日あたり20gというとアルコール25ml、つまりアルコール度数5%のビール500ml缶に相当します。如何にも取って作ったような数値ですが、ビール業界に忖度した結果でしょうか?

一日アルコール20gというのは、ビール以外のアルコール飲料でも程よい飲み加減で、確かにほろ酔い程度の飲酒なら健康を害することもなさそうです。

飲酒量については、程々に飲んだほうが寿命が伸びるという説もあったり、いやいやアルコールは毒でまったく飲まないのが健康に良いという説もあります。

個人的な見解としては、治療で細胞を殺すときに体内にアルコール注射をすることから、かなり危険な毒であることは間違いなく、ただ肝臓の働きでアルコールを無毒化することができるだけで、体に良いものでないことは確かです。

あとは、アルコールによって気分的なリラックス効果等によって、それ以上の健康的な効果があるかどうかでしょう。これは人によりけりのところが大きいかも知れません。

さて、スマホアプリですが、アルコール飲酒時に記録して、それがグラフになったり、週や月ごとの集計が自動的にされるのですが、記録するのがなかなか面倒です。

禁酒を励んでやっている人なら、その結果を記録することでモチベーションが上がるでしょうが、たくさん飲みたい人には飲むたびに記録すること自体が苦痛!

タクシーのメーターが上がるのを見ているのと同じ気分です。

しかし、グラフ化すると確かに明瞭に飲酒量が把握できますし、目標の週140gに比べて何%超過しているかが数値化されるので、飲酒量を管理するのにかなり効果的です。

ですから問題は飲酒量を管理したくなくなる気持ちに、どう打ち勝つかです。

まあ、管理しなくても度を過ぎなければ良いのです。どうせ度を過ぎたときは記録できなくなりますから。(証拠を残さずに飲みたいだけ!)

新聞めくり魔

今の時代に通勤電車で新聞を読むというのはどうでしょうか?

人好き好きにやれば良いのですけど、ちょっと気になったのでコメントを。

私が使う通勤電車は、以前より新型コロナ禍で多少空いているでしょうが、それでも自由に腕を伸ばすほどには自由が効きません。

いつも乗る車両のドア近くに、2人の新聞めくり魔(おじさん)がいます。

別に電車で新聞を読むのは自由ですから構いませんが、やたらとページをめくるのはやめてもらいたい。

いやもちろん個人の自由ですけど、今の時代にスマートホンでなく紙製の新聞を読む時点で、かなり曲者であったりするわけです。

それほど自由が効くスペースがあるわけではないのに、ペラペラ、バラバラと新聞のページを捲り続ける、狭い電車の空間で。

めくってじっくり読むならまだしも、ほんの5秒か10秒もしないうちにまたページをめくる。この人は、新聞を読んでいるのではなくてめくっているだけ。

なるほどスマホではなく、紙製の新聞でなければいけない訳だ!

30分ぐらい電車に乗り合わせている間に、数十回ページはめくっています。そんなに新聞にページ数あったっけ?

まあ趣味は人それぞれですから、別にかまわないのですけど、そう頻繁にページをめくられるとこっちが落ち着かないです。

で、そのめくり魔を避けるように次の日に電車の乗る位置を変えたら、そこにはまた別の悪魔が! (うわぁ~!)

信号グランプリ

私が幼少の頃(昭和40年代始めの頃)、交通信号はまず青が点滅してから黄色、そして赤に変わりました。

若い人のために解説すると、青点滅は「もうすぐ黄色になるよ~」という意味。

だから青点滅なら「急いで進めば間に合うよ」という感じだったので、青点滅で止まろうとすると後ろからクラクッションが鳴りました。

つまり黄色は止まれ、もしくはできれば止まれだったのです。

昔は止まることが今より重要視されていましたから、逆に青になればまっすぐに突き進んでいくのが常でした。

反対側の信号が青点滅から黄色になったらすでに発進モードで、全部の信号が赤になることもなかったですから、青になってチンタラしているドライバーなどいませんでした。

信号グランプリと言って、複数車線に並んだ車が青信号と共に一死にスタートする様が、普通の光景だったのです。

時は過ぎて今の日本。青信号になってもすぐにスタートしない車の多いこと!

日本人はほんの数十秒の間でさえ気を抜いてしまって、青信号に反応できなくなってしまいました。

私の限られた範囲で恐縮ですが、ドイツを始めとするヨーロッパの国々、のんびり運転のアメリカでさえも、青信号ですぐにスタートしない車は見たことがありません。

確かに信号グランプリが危険だということで問題視されたことがありました。

しかし、今の日本にはバイタリティがなさ過ぎ、緩み過ぎ感が凄すぎる。

だから生産性も下がりっぱなしで、経済力も下がったままであることが当然のように思えます。

安全な国だからそれでいいという考えもあるでしょう。

でもそれって本当に幸せですか?

鉄腕アトムが好きになれない理由

私が子どもの頃、TVアニメが流行りだした頃でした。(と言うか、テレビが一般家庭に普及した頃で、アニメという言葉はまだなく「テレビマンガ」と言っていました。)

鉄腕アトムは今に至っても健在で、ロボットを超えて将来のアンドロイドの登場を示唆する、科学技術の進む道を象徴した対象として、日本人の感覚の中に入り込んでいます。

最近、アトムのアニメで効果音を担当されていた方が亡くなったというニュースがありました。特にアトムの歩行音が有名だったそうですが、確かに単なる機械音でなく人間味がある効果音が、アトムの特徴の一つであったような気がします。

ただ、昭和30年代の頃を思い出すと、私はアトムより鉄人28号の方が好きでした。

アトムは人間味が濃すぎて、ロボットというより人間を超越した存在に仕立て上げられている感じがしました。何となくアトムに人間が下に見られているというか、アトムの言うことやることが正義だと押し付けられているところが、子どもながらに嫌でした。

JR新長田駅前の鉄人28号

その点、リモコンを取られたらすぐに悪者に利用されてしまう、「ガォー」としか叫ばない鉄人28号の方がよりロボットらしく感じられ、「人の役に立つ機械」という感じが好きでした。

当時グリコのおまけが人気でしたが、鉄人28号はおまけに入っていることがありましたが、アトムはなかったような気がします。(著作権使用料が高かったのか?)

大体、アトムのテーマソングの中の、「ジェットの限り~」とか「科学の子」という舌足らずなフレーズに違和感がありました。(「ジェット燃料の続く限り」とか「科学が生んだ子」だろうと。)

そんなこんなで、あれから50年以上が経っても未だに鉄腕アトムには違和感を感じて、JR新長田駅前の鉄人28号のモニュメントには定期的にお参りするのでした。(これはお参りと言うのか?)