左義長

お正月は家族集まって楽しいひと時を過ごす、一年でいちばん大切な行事です。

お正月の雰囲気を醸し出すアイテムには様々なものがありますが、しめ縄もその一つでしょう。

以前は自動車にしめ縄をつける人も多かったのですが、最近は自動車がそれほど特別なものでなくなったためか、あまり見かけなくなりました。

しかし、玄関に掲げるしめ縄は相変わらず健在で、正月前のスーパーやホームセンターで販売されているのをよく見かけます。

さて、松の内の期間については地方ごとに風習が異なるようですが、その期間が過ぎると左義長の儀式が行われます。

これが曲者!(曲者と行っていいんかい?)

勤務先で聞いてみると普通に生ゴミで出す人が多かったりして、あまりしめ縄の後始末に関しては日本の教育が徹底していない感じです。(学校で教えることかい?)

左義長とは地方によって「どんど焼き」、「どんと焼き」などといろいろな呼び方があるそうですが、神社で焼いてもらうのが良いとされています。

こちらの地方では1月15日にどんと焼きが行われますが、毎年持っていくのに難儀します。

ところが、今年2023年は日曜日ではないですか!(本当に喜んでいる。)

年のはじめの行事ですから、それが休日になっているとそれだけで幸先の良い一年になる気配。(日本人全員幸先が良い年!)

さて、今年のどんと焼きは日曜日ですから、さぞかし賑やかになることでしょう?(ほとんど生ゴミで処分されるから関係ないかも、、、)

ふるさと納税の赤字

前回に引き続いてふるさと納税の話題です。

全国の自治体の25%が、ふるさと納税によって従来の住民税収入と比較して赤字になっているとのこと。

東京23区と指定市以外で赤字額が多かったのが、兵庫県西宮市、千葉県市川市、大阪府豊中市の順だったそうですから、人口が多い割には他の住民がふるさと納税したいような産物がない都市で赤字が膨らんでいるようです。

そもそもふるさと納税と言っておきながら、まったく故郷に関係なく好きな自治体に納税できるという全くもって意味がわからない制度ですから、人気がある返礼品を用意できるところと、そのような返礼品がないところで差が出るのは当然です。

その人の住民票が置かれたことがある地方自治体だけに寄付できるようにするのが、育った地域への還元の意味にふさわしいのでしょう。しかし、今の制度は納税というより寄付に近く、しかも返礼品目当てにまったく縁もゆかりもない地方に納税するという、よくわからない制度になっています。

結局儲かるのは、ふるさと納税のシステムを提供している企業だけといういつものパターン。

ただ、地方から都会に出た人が、出身地に恩返しするために納税するというのも、納税の趣旨からすると少し違うような気がします。

やはり、地方に移住したくなるような魅力的なまちづくりを、計画的に行っていくことが必要なのでしょうか?