香川県の海外旅行費用について

別にこれまでなら特に問題なしとされていたのでしょうが、これほど国内の景気が悪いときに、県民の税金を使って南米や北米に行く必要があるのでしょうか?

なぜ北米もコースに入れるのでしょうか? 南米だけでは観光地が足りないのでしょうか?

「いやいや、県会議員や県知事には最新の海外の状況を知っておく必要があるから、海外研修に行かねばならないんだよ!」という輩がいそうですが、それならそれに相応しい現地語か、少なくとも英語が不自由なく喋れる人材が1人か2人で行けばよいでしょう。

知事ほどの人なら、英語ぐらい流暢に話せるべきです。修学旅行ではないんどすから、知事一人で行けばよいのです。

知事が県会議員と同行者を10名以上引き連れて、参勤交代をやっている場合ではありません。

言葉も喋れない知事や県議が行っても観光するしかやることはなく、しかもそのためにお付きの人も通訳も帯同するというのですから、観光旅行に税金の無駄遣いをしているという指摘は正しいです。

一般の企業でそんな高みの見物海外旅行をしているところはありません。あったらとっくに会社が潰れているでしょう。

知事や県議が行くから、やれビジネスクラスや高級ホテルという話になってしまうので、英語の達者な下っ端が1人で行けば、エコノミークラスとエコノミーホテルで経費は20分の1で済むでしょう。

いい加減まともな出張報告もできない海外観光旅行はやめるべきです。

海外視察をしたら速やかに広報に出張報告書を公開し、税金に見合った視察であったかを県民に判断を仰げばよいのです。

今、香川県がニュースになっていますが、全国どこでも同じようなもので、英語ができない人が通訳を連れて海外に行く時点で観光旅行と言われても仕方がありません。

とっとと香川県民は無駄な県税の使い道を閉ざして、本当に必要だというのなら全て自費で行ってから、その研修の効果を示してその価値に見合った経費を還付するようにするべきです。

日本は腐った税金の使い方ができるほど、潤沢に税金を集められるわけではありません。

自転車ヘルメットは安全か?

秋の全国交通安全運動が始まっています。

普段はあまり見かけないお巡りさんが、交通安全を啓蒙するために駅前でパンフレットを配ったりするおなじみの行事です。

最近は比較的交通に対する意識が高まっていて、高齢者による事故の増加や新しい乗り物によるトラブルなどが話題になることが多くなっています。

自転車のヘルメットも、罰則はないにしても使用を強く推奨されるようになりました。

ただヘルメットを被った自転車を見ると、かえってそのすぐ横を追い越そうとする自動車が増えるという研究があり、ヘルメットをかぶることが安全に結びつくとは限らないようです。

以前、自動車にエアーバッグが採用され始めた頃、エアーバッグの快適さを体験したいと思う人いた事を思い出しました。

その後、エアーバッグは思ったほど柔らかくて快適なものではなく、顔がズル剥けになって悲惨なことになるという噂が飛び交って、体験したいという人はいなくなりました。

ヘルメットも似たところがあって、これで少々コケようが事故を起こそうが、頭が守られていれば平気だと安心して乱暴な運転をする人が出ないことを願いたいです。

ヘルメットを被っていても、うまい角度で障害物にぶつかるとは限りませんし、時速10Kmや20Km程度で自分でコケた場合には有効でも、それ以上の速さや自動車相手だとヘルメットは気休め程度にしかならないかもしれません。

ましてや自動車が、ヘルメットを被ったサイクリストに幅寄せをするようなら、安全性が高まる保証はありません。

お守り程度の効果があると考えて、まずは法規を守った安全運転を心がけるようにしたいと思います。