勝手に開く貸金庫

銀行の貸金庫が行員によって開けられて、現金を盗まれたとのニュース。

最近銀行の貸金庫もあまり気味で、金庫の使用料金に見合う財産を持った人が減ったからか、銀行が預金より儲かると作りすぎてしまったかは分かりませんが、社会からの注目度が落ちて管理が甘くなっていたのかもしれません。

いや、昔から貸金庫のトラブルはあったのでしょうが、内々に処理をして外に放しが漏れてこなかっただけなのでしょうか?

本人しか開けられないと宣伝していて本人所有用の合鍵があったのだとしたら、完全に契約違反です。それなりの違約金が発生するのは当然と思われますが、まだそのような話に流れにはなっていないようです。

それどころか、どうして現金を銀行口座に入れずに金庫にしまったのか、何か不正して手に入れた現金なのではないかと、いかにも現金を保有するすことが犯罪のような話に持っていこうとする論調も見受けられます。

個人の財産国家のものとみなすのは、古今東西を問わず国家権力の習性みたいなもので、個人財産すべて把握して根こそぎ奪い取ろうとする動きはマイナカードに関する政策で顕著ですが、現金を誰にも見えない貸金庫に隠すことは全く逆の行為で、それを封じ込めようとする論調は少し危険な気がします。

このままではタンス預金も犯罪扱いされかねません。

新札発行もそうですが、近年の日本の制作に胡散臭いものが増えてきているように思います。

市場経済、自由市議が崩壊しかかったいる兆しなのでしょうか? 

貸金庫の管理問題があらぬ方法に飛び火することを危惧しています。

野放しのはみ出し駐車

私が住んでいる地域で気になることの一つに、自宅や施設(駅前ホテル)のスペースから常にはみ出して駐車している車が多いことです。

自宅の場合は毎日同じ車が停まっていますから、ほぼ同じだけはみ出しています。本来車庫証明を取得するときに車体の長さが収まることを確認しているはずですから、収まらない車両を止めることはないはずです。

また施設の場合はどの車が駐車されるか決まっていませんが、そもそも普通車が停められる場所には普通車を、軽自動車しか停められない場所には軽自動車を停めるべきですから、はみ出している場合は施設側が故意にそれを許していると考えるべきでしょう。

自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令には、保管場所の要件として、

「当該自動車が法令の規定により通行することができないこととされる道路以外の道路から当該自動車を支障なく出入させ、かつ、その全体を収容することができるものであること。

と書かれていますので、少しでもはみ出しがあることは法律上許されません。

実際、はみ出した部分が原因で接触事故が起こることもありますし、私道でもない公道を日常的に占拠しているのだとしたら不法占拠になります。

一体誰が取り締まるべきなのか不明ですが、自治体や警察は面倒なのか野放し状態です。

近所で正にはみ出した車のすぐ前で交通事故が起こったことがあったのですが、その後警察がお咎めすることもなく、そのままずっと大きな車をはみ出さした状態が続いています。

どれだけ人柱が必要なのでしょうか?

以前、道路にはみ出した自動販売機が日本中で一斉に撤去されて、その後道路にはみ出した自動販売機は見なくなりました。

この場合は営業活動を公道上で行っているわけですから、また別の法律に引っかかったために重点的に取り締まられたのかもしれませんが、問題の本質は変わりません。

狭い歩道にはみ出した車を避けて、更に前から突進してくる自転車をかいくぐる障害物競走を毎日強いられるのは、いい加減勘弁して欲しいと思います。