東京科学大学とな?

東京工業大学と東京医科歯科大学という、日本を代表する2つの大学が合併して「東京科学大学」なるというニュース。

「なるほど」と思った方も、「なんじゃそれ!」と思った方もどちらもありそうですが、一番無難なところに落ち着いたということでしょうか。

大学の名前をあまり凝ったものにすると、「首都大学東京」のように元に戻す羽目になりますから、今回は凝った名前にすることは考えなかったのでしょう。

単に「東京工業医科歯科大学」ではどちらが上下で揉めそうですし、「東京科学技術大学」は既出です。

そこであえて「東京理科大学」とかぶりそうな「東京科学大学」となったのでしょうが、工業、医科、歯科とまとめて科学と称するあたりは、ノーベル賞に近いような雰囲気があって日本人好みかもしれません。

これまでも国立と私立で似たような名前の大学がありましたが、東京理科大学と東京科学大学では特に英語名称でややこしくなりそうです。

まあ海外でも公立と私立で名前が近いものがたくさんありますから、明確に区别できる名前を付けることは難しいいのかも知れません。

せめて将来の受験生の方は、試験当日間違った大学に向かわないように、十分に気をつけてもらいたいものです。(名前が似すぎた大学間は相互受験を可能にするとか?)

ハラスメントはなくならない!

最近はオンライン視聴が容易になりましたから、いわゆる研修というものの案内が頻繁にメールでやって来ます。

昨日届いたのが「ハラスメント研修」の案内。

案内と言っても自由はなく強制ですが、この手の研修はそのうちにやろうと思っていたら、期限が来るまで絶対にやりませんから、来たらすぐにやるのが大人のたしなみ。

ハラスメントの実例が入った研修資料を読んでから、確認テストを受けます。

数年前ならハラスメントごとに研修があったのですが、最近はハラスメントのバリエーションが増えて、個別に対応すると毎月やらないといけなくなってしまうので、ハラスメント全集を一回で済ませてしまう方針のよう。

セクハラ、パワハラ、アカハラのように、例題のシュチュエーションはそれぞれのハラスメントに特化したものでしたが、注意書きに読んで気分が悪くなったらそれ以上読まないでくださいと書かれていました。(ハラスメントはエロ・グロと同じか?)

職場で異性に嫌がらせをされたり、上下関係のある人から威圧的な態度を取られたり。

ポイントは、人と人の関係において相手が不快になることを、必要以上に性や力関係を利用して行ってはいけないということ。

上司がそれなりのパワーを持って部下に命令するのは、業務上の必然性があるのでよいが、それ以上にパワーを使ってはいけないらしいです。

これって、小学校のときに「嫌がらせをしないように」(イケズしない!)と言われたのと同じではないでしょうか?

大人になってまで同じ事を言うと子供じみてしまうので、パワーハラスメントとかセクシャルハラスメントと英語を使って気取っていますが、要するに「嫌がらせ」です。

で、これは小学校から言われていても治らないのですから、大人に言っても無駄でしょう。

なぜなら嫌がらせが好きな人がいっぱいいるから。

これは人間の本質に近いところの感情であって、いつもマウントを取る人がいるのと同じように、その人の癖であって治らない。その人の個性の一部です。

嫌がらせをする人はある確率で存在して、それはさぼりぐせのある人の存在確率とそれ程変わらないと思います。

ですから、職場でいくらハラスメント禁止と言っても、表に見えないところで永遠に続くのでしょう。

曰く、「だって、嫌がらせをやめたら私ではなくなってしまう~!」