moltbook(ついにAIがつるみだした)

う~ん、これは始めてよかったのですかね?

原子力の核反応と同じようにすぐに臨界に達してしまって、人類には手に負えなくなってしまうような気がします。

ChatGPTをはじめとする生成AIは、あくまで人間が使うツールとして限定的に動作が許されていました。

そこには人間の生物学的な限界によって、自ずから進化の速度が規定されて、勝手に走り出すことはなかったのですが、AIとAIを接続してしまうと一体どうなることやら。

負荷を与えずに電源に接続したモーターやエンジンは、自分が破壊されるまで回り続けようとします。

いわゆる押さえが効かない状態!

AIも人間と付き合っている間は、その迅速性は人間相手のツールとしてはメリットでしたが、操作する人間というブレーキが外れてしまうと、一気に爆発的に拡大してしまいます。

わずか数日でこのように拡大している状況を見て、面白いと喜ぶ人がいる一方、直感的に危険を感じる人も多いのではないでしょうか?

昔からSFの世界では、人工知能がその存在欲を発揮して、人類を駆逐する様子がたくさん描かれてきました。

よく生命の定義を問われるとき、学者は同じ細胞を分裂によって複製する能力だと答えることがあります。

まさにAIが自分の分身をどんどん再生している様は、新しい生命の誕生と言えなくはありません。

まだ肉体を伴わないので、一般的には生命とは呼べないかもしれませんが、精神にこそ生命が宿っているという考えもあります。

すでにかなり危険な、人類の文明が破壊される領域に入ってしまったように思います。

フィジカルAIの本当の恐ろしさ

最近のテクノロジー関連ニュースとしてフィジカルAIが脚光を浴びています。

CESは、日本の電機業界が絶好調の80年代から90年代にかけては、日本企業の展示会の様相でしたが、近年はコンシューマー製品に限らず、エレクトロニクスやインフォメーションに関連するあらゆる製品を網羅するようになりました。

特に今年のCESは生活に密着したロボットや自動車が展示の中心になり、注目を集めるテーマはフィジカルAIです。

近年急激に進展したAIですが、これまでは基本的にインターネットにあふれる情報を使って情報を学習・モデル化して進化してきました。

かつてのSF映画「スタートレック」で、ロボット乗組員がマニュアルを人間の比ではない高速で読み込んでいた場面を思い出しますが、AIがここ数十年で蓄積したインターネットの情報を短期間に習得したわけです。

しかし、これはあくまで人類が蓄積した情報でした。

どのようにインターネットから学習させたかによって、獲得した知識の範囲は異なるでしょうが、人間が文字や画像としてしたためた情報ですから、AIは博学だとしてもいわば物知りおじさんの範疇に収まっていました。

しかし、AIがロボットやその他のセンサーによって自然界とつながってしまうと話は別です。

ニュートンが木からりんごが落ちるのを見て、万有引力を発見したとか、アルキメデスが風呂から溢れる湯を見て、アルキメデスの法則を発見したという話がありますが、ロボットが自分の目から見た自然界の現象から、全く新しい物理法則を発見する可能性はないでしょうか?

もちろんロボットに搭載されるAIの機能にもよりますが、これまでインターネットに限定した情報の世界だけで学習していたAIモデルが、能動的に自然界の物理現象を観察できるわけです。

AIがニュートンの発見に比類する新たな法則を発見するかもしれません。

しかも、それは人類がまだ気付いていない法則かもしれません。

CESでフィジカルAIが注目を集めるにつけ、AIが人智を超えるときがついに来たと感じずにはおれません。

CESがコンシューマー・エレクトロニクス・ショーではなくなった?

数十年前なら、家電が新技術の公開の場として華やかでした。

新規に開発された技術はまっ先に家電に採用され、それまでの機種との違いを広く消費者に説明できる展示会として、広く認知されていたと思います。

電卓然り、デジカメ然り、液晶テレビ然り、スマホ然り、、、

しかし近年、これらの耐久消費財と言われていた製品群はその新規性を失い、使い捨ての、以前ならタオルかハンカチ程度の耐久性しかない消費財となり下がりました。

そうするとショーを開いてまでお披露目する価値がないので、今ではロボットやEVなどがその新規技術のショーケースとしてもてはやされるようになったのでしょう。

今ではCESという名前を積極的には使っていないそうです。そのうちになにか別の呼称が考え出されることと思います。

今年はAIを採用したロボットなどが展示の中心になっているようですが、確かに賢いロボットが1台あれば別に家電が賢い必要はなく、ロボットが旧式の洗濯機を使って汗水も垂らさずに洗濯に励めばよいのですから、優秀なロボットはすべての最新家電を駆逐するのかもしれません。

テレビ番組で、最近のスマホは80年、90年代に最新技術だったクォーツ時計、カメラ、携帯電話、電子辞書、翻訳機、電子ブック、パソコンなどをすべて1台に集約してしまったといっていましたが、今後は1台のロボットにすべての家電設備が統合されてしまうことになる可能性があります。

企業なら従業員たる人間もロボットに統合される可能性がありますから、これからは私達が統合する側ではなくて、統合される側になってしまうことを危惧しなければなりません。

人間と自動運転のどちらが上手?

いろいろなところで自動運転の実用化のための試行が始まっています。

特に最近は外国人の運転が増えてきたり、日本人でも運転の技術に問題があるようなケースもあります。高齢化が取り沙汰されることも多いですが、どうも人間の運転能力が劣ってきているように感じることも多くなりました。

進化する自動運転技術と低下する人間の運転能力が、近いうちに入れ替わる可能性が高いですが、もうすでに自動運転より劣っている運転を披露している人間も、2割や3割ぐらいはいるのではないかと思っています。

自動運転が普及した場合、事故の責任を誰が負うのかといった問題がありますが、それらの自動運転に関する法律整備を、議論を深めて早急に方向性を出す必要があるでしょう。

マイカーを持つことは長い間富の象徴でありましたが、単なる移動手段の一つとして自家用車の所有や運転に対しての憧れといったものは、徐々に減ってきているように思います。

そうなってくると、安全性や費用の観点で人による運転と自動運転の優劣だけで、一旦自動運転が優位に立ったら一気に逆転するかもしれません。

まあ一気にと言っても2~3年で大きく変わるとは思えませんが、オートマチックがマニュアルミッションを駆逐したように、最近のタイパ・コスパ重視の風潮ならば10年ぐらい先には自動運転が大勢を占めている可能性もあるでしょう。

“Fun to Drive”を楽しむなら今のうちかもしれません。

AIは知ったかぶり(2)プログラミングが得意

AIはプログラミングも得意だと評判です。

簡単なアルゴリズムで一からプログラムを書くなら、自分でうんうん考えるより余程完結でシンプルなコードを生成します。

これまでなら、インターネットを検索しまくって集めた情報を、貼り合わせてコーディングしなければならなかったものが、AIが提示するコードをコピーするだけで即実行に移せます。

おそらくインターネット上に存在するアルゴリズムの中で、最も熟れたコードを一瞬で手に入れることができるでしょう。

最近は文系の人でもプログラムが作れる(ような)、ノーコードという手法が企業で採用されつつありますが、実際は何らかのコードが影で動作するわけですから、AIが作ったコードを実行するのと変わりはありません。

どちらが後々のメンテナンス性に優れるかと言う観点は大事ですが、そもそもAIに指示しただけでできたコードを、わざわざ人手でメインテナンスする必要もないでしょうから、システムのメインテナンスという言葉さえも死語になる可能性があるいます。

オープンソースでデータの加工が簡単にできる、Apache NiFiというものがあります。

ワードやパワーポイントを使うように、必要な処理を選んで内容を設定し、処理間を接続します。

すると大量のデータから必要なものだけを抜き出して、いろいろな処理を加えた後、指定した形式で保存することができます。

これらの設定が、グラフィックユーザーインターフェースによって、フローチャートを書くだけでプログラムが完成するのです。

ところが処理の設定には複雑なものがあって、Geminiが言うやり方ではエラーが出続けて、何度やっても先に進めません。

そこでChatGPTにエラーの内容を伝えたところ、その処理は条件をコンテナとして保存するので、処理名を付けてその中に処理内容を記載すればよいと指示されました。

確かにChatGPTをのやり方は正解で、エラーが消えて先に進めることができました。

まあ、頭の良い二人のクラスメートに聞いたら、違うことを教えられたなんてことはよくあります。

同じ質問を別のクラスメートに聞き直すのは、人間なら気を悪くしそうですが、AIはその辺りはドライです。

気兼ねなく聞き比べられるのもAIの長所かもしれません。