先日、最近のGoogle AdSenseは設定が難しいという話題を取り上げましたが、その作業をやっている最中に色々インターネットの状況が変化していることに気づきました。(やっと気づいたか、、、)
最初AdSenseを使ったのは2005年頃だったでしょうか。
当時ブログはホームページビルダーがまだ主流だった頃で、Bloggerのような無料ブログシステムがそれに取って代わる勢いで流行り始めていました。
ブログシステムと言えば、当初圧倒的なシェアを取ったのがMovableTypeでした。トレースバック機能を引っ提げてブログの世界であっという間にトップシェを取ってしまいました。
「MovableTypeでなければブログでない」みたいな風潮もあり、無料ブログを卒業してサーバーを借り始めたブロガーは、こぞってMovableTypeを導入したものでした。
サイトのデザインを変えるテンプレートはそれほど豊富でなかったため、cssをいじってサイトの特徴を出す必要がありました。
また当時のSEOで重要だった、他のサイトにリンクを張ってもらうことにも注力したものでした。
さらにSEOには数多くのタグをHTMLで挿入したほうが良いということで、一生懸命手作業で入れたものです。
当時は、本屋に行けばSEOの本がウェブコーナーの一列ぐらい並んでいて、SEOが注目を浴びていましたから、サイトを作ったらすぐにSEO対策をするというのがお決まりでした。
今回、GoogleのAdSenseの設定ドキュメントを見ていると、昔のようなSEOのためだけの対策は姿を消し、コンテンツ重視に様変わりしているのに驚きました。
Googleが検索アルゴリズムを変更する度にウェブ業界が右往左往してきましたが、AIの採用でコンテンツ内容重視に切り替わったのは、オリジナルコンテンツで勝負する人にとっては朗報と言えるでしょう。
いやっ待てよ!
オリジナルコンテンツと言いながら、AIがせっせとコンテンツを創出するようになったら、そいつらが検索の上位を占めるようになるのか?
う~ん、これはまた難題だ!