ドメスティックインターネットはどうでしょう?

今、自宅のインターネットが遅いのでホームWiFiルーターを試しているのですが、何故かあるパソコンだけそのルーターを通すとIPv4アドレスにアクセスできないトラブルで困っています。

GoogleやYouTubeのようなグローバルサービスをしているサイトは、すでにIPv6になっているのでアクセス可能なのですが、その他のサイト、例えば朝日新聞やBBCなどはIPv4なのでアクセスできなくなっています。

インターネットのサイトをいろいろ調べても、なかなか解決方法が見つからないのですが、その時にふと、IPv4はこのままでも良いのではないかと思いました。

IoTが提唱されたのは2000年頃でしょうか? 

まだ日本ではそれほどインターネットが知れ渡る前で、かろうじてインターネットを携帯電話の固定したサイトがインターネットを間借りしているような時代でした。

その後、本格的にインターネットが普及するとIPアドレスの数が将来足らなくなるということで、IPv4を拡張したIPv6というアドレッシング方式が採用されて、今も移行が進んでいるところです。

しかし、日本国内のサイトはほとんどがまだIPv4ですし、近々変更する気配もあまり感じません。(私だけ?)

ところで、IoTで世の中のものすべてをインターネットに繋いだら、生活が今より豊かになるのでしょうか?

例えば買い物に行った時に自宅の冷蔵庫の内容が分かれば便利かもしれませんが、それなら出かける前に確認すればよいのであって、あるいは出先からインターネットで冷蔵庫を覗いて買い物を決めるほど几帳面な人なら自分の頭で覚えているでしょう。

また、自分の冷蔵庫ならまだ興味がありますが、カリフォルニアに住んでいるボブさんの冷蔵庫の中身には興味ありません。インターネット上で個別にIPアドレスを振って、世界中の人からアクセス可能にするアドレス空間が必要でしょうか?

先日、電動工具の話を投稿した時に、最近USのHome Depotではどのような電動工具を売っているのか気になってインターネットのサイトを開こうとしたのですが、日本からはアクセスできないようになっていました。

日本から注文することができないのですから、日本人にアクセスさせる必要はありません。

IPv6とIPv4を使い分けるとか、国内はプライベートネットワークにしてしまうとか、方法はいろいろあるでしょうが、アクセスできる地域を制限することによるメリットも多いのではないでしょうか?

海外からのハッキングもなくなりますし、IPアドレスの枯渇についての対策にもなるでしょう。

そもそもIoT(Internet of Things)って意味あります?

今どきのSEO

先日、最近のGoogle AdSenseは設定が難しいという話題を取り上げましたが、その作業をやっている最中に色々インターネットの状況が変化していることに気づきました。(やっと気づいたか、、、)

最初AdSenseを使ったのは2005年頃だったでしょうか。

当時ブログはホームページビルダーがまだ主流だった頃で、Bloggerのような無料ブログシステムがそれに取って代わる勢いで流行り始めていました。

ブログシステムと言えば、当初圧倒的なシェアを取ったのがMovableTypeでした。トレースバック機能を引っ提げてブログの世界であっという間にトップシェを取ってしまいました。

「MovableTypeでなければブログでない」みたいな風潮もあり、無料ブログを卒業してサーバーを借り始めたブロガーは、こぞってMovableTypeを導入したものでした。

サイトのデザインを変えるテンプレートはそれほど豊富でなかったため、cssをいじってサイトの特徴を出す必要がありました。

また当時のSEOで重要だった、他のサイトにリンクを張ってもらうことにも注力したものでした。

さらにSEOには数多くのタグをHTMLで挿入したほうが良いということで、一生懸命手作業で入れたものです。

当時は、本屋に行けばSEOの本がウェブコーナーの一列ぐらい並んでいて、SEOが注目を浴びていましたから、サイトを作ったらすぐにSEO対策をするというのがお決まりでした。

今回、GoogleのAdSenseの設定ドキュメントを見ていると、昔のようなSEOのためだけの対策は姿を消し、コンテンツ重視に様変わりしているのに驚きました。

Googleが検索アルゴリズムを変更する度にウェブ業界が右往左往してきましたが、AIの採用でコンテンツ内容重視に切り替わったのは、オリジナルコンテンツで勝負する人にとっては朗報と言えるでしょう。

いやっ待てよ! 

オリジナルコンテンツと言いながら、AIがせっせとコンテンツを創出するようになったら、そいつらが検索の上位を占めるようになるのか?

う~ん、これはまた難題だ!

最近のAdSenseは難しいのね

もう15年ぐらい前でしょうか? GoogleがAdSenseを始めた頃は、それほど難しい設定はなかったように思います。

途中で何回か制度が変わって、WordPressのプラグインを入れなければならなくなったり、その後プラグインが機能しなくなったりして、知らぬ間にアカウントの停止警告が表示されるようになってしまいました。

どうも2年間AdSenseアカウントに変更がないと、アカウントを停止するか継続するかを促されるようです。

とりあえず再開してみようと設定をやり直そうとしたら、以前とまったく設定方法やルールが変わっていて戸惑っております。

特に困っているのは、ルートドメインでサイトを構築して審査を受けなければならないところ。サブドメインを審査サイトに登録することができません。

時々、Googleには理解できない不思議な仕様が存在することがあります。

サイトごとに審査をするのなら、サイトにアクセスできるURLごとに審査をすれば良いと思いますが、まずはルートドメインの審査をして、審査が通ったらサブドメインを自由に追加しても良いという、あまり合理的とは思えないルールです。

まあ、Google様のおっしゃることには従わざるを得ませんから、独自ドメインから転送先ディレクトリーを指定する方法でサイトに移動できるようにしたのですが、何度やっても審査落ちです。

最初はコンテンツが少ないとか、httpでアクセスする画像があるのが原因と思って対策したのですが、それでも審査落ち。

インターネットで調べてみると、301リダイレクトでサブドメインに飛ばす方法しか成功しないという情報がありましたので、今度試そうと思います。

まあ、これまでもサイトをやっていると色々ありましたから、うまく行かないことは日常茶飯事、趣味も仕事もうまく行かないことばかりです。

「仕事だけはうまくやれよ!」

おっしゃるとおりです。

ふるさと納税とフィッシングメール

今日メールが送られてきて、10月に応募したふるさと納税キャンペーンでポイントが付与されるとのこと。

ポイントを獲得するには、以下のURLにアクセスしてその指示に従えと言うではありませんか。

普通怪しいですよね。(そもそも国がやってるふるさと納税制度が怪しいですが。)

しかも指定されたURLにアクセスすると、すぐに”.jp”以外のURLをにリダイレクトされます。

ますます怪しい!

ドメインを検索すると正規に登録されているもののようですが、警告なしに訳の分からないURLをにリダイレクトされるので、80%はフィッシングメールだと思っていました。

最終的にメールの補足説明に従って操作したら、確かにポイントがゲットできたので怪しさ満点のわりには正規のメールだったようです。

最近ますますフィッシングメールが巧妙化していますので、年末はくれぐれもご注意ください。

HTTPS対応サイト

最近HTTPS対応サイトが減っているように思うのですが、そんなことはないですよねぇ。

10年ほど前に、Google検索で上位に来るためにはHTTPSに対応していなければならないという情報があって、急いで証明書を取得したサイトが多かったのですが、最近はどうなのでしょうか?

FirefoxでHTTPS以外のサイトでエラーを表示するようにしていると、やたらとエラーになって「HTTPSでないから危険だけど、それでも見たい?」というニュアンスで選択肢が表れます。

特に情報を入力しない場合は、誰にでも見せられる情報を提供するだけなのでHTTPSである必要はありませんが、個人的には内容にかかわらずHTTPS対応して欲しいなと思うわけです。

サイトの情報を吟味して丁寧に作っていあるという証ではないですけれど、なんとなくHTTPでアクセスできることのいい加減さが嫌ということでしょうか。

今ほど情報セキュリティが叫ばれているときに、前代的なサイトの形態が残っていることが不思議です。合理的と言えばそれまでですが。

果たして、本当に重要な情報をやり取りするときだけ、HTTPS認証を取っているのでしょうか?