HTTPS対応サイト

最近HTTPS対応サイトが減っているように思うのですが、そんなことはないですよねぇ。

10年ほど前に、Google検索で上位に来るためにはHTTPSに対応していなければならないという情報があって、急いで証明書を取得したサイトが多かったのですが、最近はどうなのでしょうか?

FirefoxでHTTPS以外のサイトでエラーを表示するようにしていると、やたらとエラーになって「HTTPSでないから危険だけど、それでも見たい?」というニュアンスで選択肢が表れます。

特に情報を入力しない場合は、誰にでも見せられる情報を提供するだけなのでHTTPSである必要はありませんが、個人的には内容にかかわらずHTTPS対応して欲しいなと思うわけです。

サイトの情報を吟味して丁寧に作っていあるという証ではないですけれど、なんとなくHTTPでアクセスできることのいい加減さが嫌ということでしょうか。

今ほど情報セキュリティが叫ばれているときに、前代的なサイトの形態が残っていることが不思議です。合理的と言えばそれまでですが。

果たして、本当に重要な情報をやり取りするときだけ、HTTPS認証を取っているのでしょうか?

なぜ企業で無駄な業務が多いか?

最近デジタルトランスフォーメーションやITにからめて、企業の無駄な業務が如何に多いかを問うニュースがあります。

「どうやったら企業は無駄な業務をなくすことができるか?」

でも、まずよく考えてください。本当に企業の全員が無駄な業務をなくそうとしていますか?

無駄な業務が生まれるのは、それを作っている人がいるからです。そして、それを作っている人は無駄な業務が好きなのです。好きだから無駄な業務を作る。

無駄な業務をなくすためには、無駄な業務を作る人を辞めさせれなよいのです。

簡単な話です。普通の企業なら、半分の従業員は無駄な業務を作るだけのために働いているふりをしています。

まさに蟻の行列でサボっているやつのように。

でも気を付けなければならないのは、無駄な作業を作る半分の従業員を辞めさせれたとしても、残った従業員の半分はまた無駄な作業を作り始めます。磁石のように

よく太陽光発電の効率が30%だとか50%だとか言ったり、エンジンの熱効率が30%だとか言ったりして、なんと効率の悪いことかと思いますが、人間も同じぐらい効率が悪い。

働いている人の半分は無駄に時間を過ごしているのです。

じゃあどうすればいいのとなりますが、どうしようもありません。どうしたって半分は無駄なのです。

蟻の行列の無駄を無くすと、かえって危機に対応できなくなるそうです。

でも今の日本の企業は、効率が悪い割に予備もない。社内留保を限度を超えて貯め過ぎましたか?

ヘッドアップディスプレイは流行らない?

Yahooニュースに、自動車のフロントガラスに情報を映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)が、良い技術のわりに普及が進んでいないという記事が載っていました。

車速やカーナビの案内が、少ない視線変化で読み取ることができるので安全運転にもつながり普及が進むと考えられていたが、一部の高級車に採用されるにとどまっているということです。

記事では、視線変化は少ないが焦点を合わせる必要があり、それではこれまでのようにスピードメーターを見るのとあまり変わらず、また視野にチラチラ映像が映っていると、外の状況を見るのに邪魔になるということでした。

そもそもそれほど真剣に速度を気にして運転している几帳面な方は少ないでしょうし、カーナビのガイドにしても音声の指示に従っていれば表示はいらないですから、ちらつく表示への苛立ちが勝るということでしょうか。

いやしかし、普及が進まない原因は他にあると思います。

この装置には決定的な欠陥があります。高い割には見栄えがしない!

お金を出した割には「見栄が張れない」ということです。

大体、車というのは見栄が8割、実用2割といったところでしょうか。(当社推定値)

確かにヘッドアップディスプレイは、特殊はフロントガラスが必要だったり、光学的な工夫が必要だったりして高価になりがちですが、その割に見た目の差が分からない。

しかも、同乗している人にも見えないですから、

「あらっ奥さん、オタクの車にはヘッドアップ付いてるのネェ! あらまステキ!」

とかいうリアクションがありません。

運転する本人に対するメリットがない上に見栄も張れないとなれば、コストを掛ける価値なしと思われても不思議ではありません。

もっと技術を磨いて、すべての情報をヘッドアップディスプレイだけに表示するようにして、スピードメーター類をなくしてしまうと同乗者も気づくでしょうか?

でも表示がちらつくのが嫌だと言うのですから、そもそも運転者はそんな情報を必要としていないのかもしれません。「スピード出しすぎ!」と音声で怒られるのも心地よいかもしれません。

いっそ、スピードメータ類を一切外した廉価版を出したら、物価高のご時世には受けるかもしれませんね。

ケースに入っていない道具は凶器だ!

私が住んでいる街には、河原でゴルフの練習をするおじさんがいます。

ゴルフは優雅にゴルフ場でやって、練習は練習場に行くところがよいのであって、河原で練習をするのは貧乏くさいだけでみっともない。

しかもその河原練習に行くときに、素のままのゴルフクラブを持って行くのです。

スポーツはどれも日常生活より激しいもので、その激しいスポーツ時に使う道具も激しい動きをするものです。テニスラケットしかり、野球のバットしかり、バドミントンのラケットしかり、サッカーボールしかり。

もっと言えば、包丁を持って歩いているだけで警察に通報されるわけです。

卓球のラケットを電車の中でそのまま見ても、それほど恐怖を抱かないかもしれませんが、木刀や竹刀はアウトです。最近は、自転車も適用な輪行袋がないと電車に乗れなくなりました。

もう数十年前になりますが、住宅地の道路でゴルフのドライバーを練習で振り回していた人が、通りがかりの人をかっ飛ばして大事件になったことがありました。

その後、しばらくゴルフクラブはご法度だったのですが、また再びゴルフクラブを持ってウロウロする人が出てきました。

河原のゴルフは禁止されていますが、ルールを守れない人に何を行っても無駄ですかね。

マスク外して反則負け!

将棋の世界は厳しい。

マスクを対戦中に数十分間外していたために反則負けしたというニュース。

各界の著名人もこの件に関しては色々とご意見を出されていて、概ね一発アウトは厳しいのではないかという意見が多いようです。

特に監視人がいない状況だったので、もしいればその場ですぐに注意して何事もなかったのかもしれません。

あるいは、判定する人が不在で現行犯でなかったのだから、白を切ることも可能だったとも思えるわけですが、そこは日本紳士たる将棋の棋士ですから、潔くて国民の期待を裏切りません。期待と裏切ることが多い相撲とは大違いです。

だいたい勝負に勝つために卑怯な手を使ったら反則負けになるわけで、まさかマスクを外して相手の棋士を新型コロナに罹患させて勝とうと思うほど読みが甘いとは思えません。

やはりルールを制定するときには、客観的に誰が見ても同じ結論になるように適用基準や処罰を厳密に決めておく必要があるということでしょう。

休憩時間のおやつのときはマスクを外して良いということでしたが、おやつの後何分後にはマスクをしなければならないとか、逸脱したときはどのような処分になるかまで決めて了承した上で施行する必要があったのでしょう。

もちろんいくら厳密に規定しても、最後は審判に委ねられる微妙な判断もあるでしょう。特に今回は審判がいない状態だったということですから、改善する余地がありそうです。

当事者の佐藤九段が改善案を提出されたそうですが、至極もっともなことであります。

テニスやサッカーなどと同じように、ルールが厳密に適用されて初めて競技が成立するわけですから、速やかに改善されることを望むばかりです。