小池都知事の学歴詐称問題

都知事選の話題がだんだん注目を浴びるようになってきました。

思いもよらぬ候補者が突然登場するのは都知事選ならではのことですが、3選を目指す現職知事には学歴詐称の影がつきまといます。

東洋経済オンラインの記事で何回か特集されていますが、エジプトという国が発行するいかなる書類もお金で買えるような雰囲気があります。

別に日本でも私立大学の裏口入学などの類は、表沙汰になっているだけでもいっぱいありますから、エジプトだけが特別なのではないでしょう。

驚くほどの珍しさはありません。

大学で本来落第する学生が、周りが知らない間に落第が取り消されていることは、日常茶飯事かもしれません。

それがお金だったり、色仕掛けであったり、便宜を図ることだったり、あらかじめルールに書かれていない手段を使って解決することに、公平さや正義の欠如を感じるのは当然のことです。

ただ単に看板だけの肩書であるうちは、それほど大きな問題ではないかもしれませんが、その肩書によって社会に影響が及ぶとなると、やはり個人的な卑怯の範疇では済まされません。

そもそも大学を卒業したかどうかは、もっと具現化した証拠を出すべきで、あとからいくらでも捏造できる証明書類に頼った立証には限界があります。

ましてや公的な書類をお金で売買できる状況なら、書類の立証能力は当てになりません。

過去に遡った証拠集め、例えば過去の写真や過去に出版された論文集や投稿などをもって、過去の実績を証明するべきです。

都知事選までに決着が付くとは思えませんが、当選後発覚して辞任するような無駄でお粗末な結末だけは避けたいものです。

勝手に国際SMSを送信するとは!

世の中が便利になればなるほど、理由のわからない現象が増えるわけです。

今日スマホの通信料金請求書がメールで届いたので見てみたら、いつもより少しお高い。

特に電話やSMSを使った覚えがないのに、怪しみながら明細を見ると「SMS(海外)」という見慣れない項目が増えています。

もとより海外にSMSを送信するほどアクティブに交流することもなく、海外にSMSを送信するマルウェアなどの報告もよく目にしますから、完全に疑ったモードに突入です。

請求書にはSMSの相手先の電話番号は残っていないし、SMS記録は毎回削除しているので形跡は全く残っていません。

そこで、海外SMSの請求について検索をしていると、いくつかそれらしいサイトやアプリを使っていると、スマホが勝手に海外のSMSにめがけて送信することがあるらしいと言う情報がちらほらありました。

iPhoneが電話番号の確認を行うために、英国の電話番号にSMSをを送信することがあるらしいということと、その他ではFacetimeやiMessageなど、どれもiPhoneに起因することしかありませんでした。

ところが、しばらく検索しているとLivePocketというイベントの入場券などを購入するサイトで、スマホの承認のために海外SMSを自動送信しているという情報に行き当たりました。

「これだ!」

3月に開催されたイベントの入場券を購入するために、少し危険だなと思いながらもサインインしたのですが、その際スマホの検証のために海外SMSに送信しているということが分かりました。

私のスマホは海外SMSに1回50円もかかるので、それが分かっていればそのサイトでは購入しなかったでしょう。

LivePocketを利用する際は要注意です。

まあ悪意があるマルウェア等に引っかかった訳ではなかったので良かったものの、悪意はないにしても海外へのSMS送信が必須のシステムはいかがなものでしょうか?

最近は何でもスマホに載せようとして、安易にシステムを組んでいるサイトやアプリがたくさんあります。

アップルやグーグルのアプリ登録制度に頼るだけでなく、適正なレベルを維持するための環境整備、法整備をする必要があるのではないかと思いました。