ヘルメット義務化に向けて

自転車運転時のヘルメットの着用を2023年春から義務化するとのこと。

ただし当初は罰則はなし。条例によってすでに義務化されているところもあるようですが、全国的に統一された方が浸透しやすいかもしれません。

原付きには車体にヘルメットを納める場所が確保されていることが多いですが、自転車は今のところそのようなデザインにはなっていないので、前かごに固定する方法やフレームにロックするような機能が登場して欲しいところです。

自転車用のヘルメットは、一般的に発泡スチロールのクッションをプラスチックのシェルで覆ったものが多いです。スポーツバイク用のものは通気が重要ですが、一般の街乗り用としてはそれよりも簡易に装着できて、持ち運びにかさばらないものが良いでしょう。

ついでにサンバイザーやちょっとした雨よけなどが装備していると、装着の面倒さより利便性が優って利用促進には良いかもしれません。

ぜひとも、ヘルメットメーカーには街乗り用に特化した使いやすいヘルメットを販売してほしいものです。

ただ、ヘルメットで頭を衝撃から守ることは大切ですが、それだけでは事故は減りません。

特に自転車の右側通行と歩道上の無謀運転は、ヘルメットとは別の対策が必要です。

少なくともヘルメット装着の義務化によって、安全運転を心がけるきっかけになることを期待したいものです。

年賀状の衰退

年末になり、そろそろ年賀状の用意をしなければならないと思い、まずは前回お送りした方々の住所録を整理しようとして困ったことに気づきました。

郵便局が数年来提供してきた「はがきデザインキット」が使えない!

ダウンロードしたパソコンアプリですから前回と同じように使えそうなものですが、ちゃんと時限爆弾が仕掛けられていて、今は既存の住所録をCSVファイルに書き出すことしかできなくなっています。

そういえば、年末の定番風景だった郵便局前の年賀状販売コーナーが最近見かけなくなったと思っていましたが、ついに郵便局も年賀状の拡販をあきらめたのでしょう。

「はがきデザインキット」の最新版も確かにリリースはされているようですが、宛名書き機能はなく、通信面のデザインを選択することしかできません。

デザインだけならはがきサイズに印刷できる方法さえあればよいわけで、面倒な宛名書きが自動的にできるところに年賀状アプリの存在価値があったのです。

以前は本屋の店頭に年賀状のデザイン集が積み上げられていましたが、そもそも最近は本屋にすら行ったことがないような気がします。

とりあえずキヤノンのサイトから気に入ったデザインをダウンロードしたところ、すんなり今年のデザインが決定して、一気に印刷したらあとは宛名書きを残すのみ。

ワープロなどで住所録から印刷する設定の手間と手書きの手間を天秤にかけると、おそらく手書きの方が楽そうです。枚数も減ってきていますから、今年は手書き宛名でいきましょう。

郵便局の年賀はがきのバリエーションも、以前のように薄い色付きとかがなくなり、切手面のデザインの違いとインクジェット紙かどうかの違いぐらいしかなくなりました。

ネットでは年賀状じまいのマナー的な記事が増えてきましたし、コロナ禍で日常の生活が変わってきているついでに、年賀状の習慣も数年後には廃れてしまうのかもしれません。

これもまた進歩と言うのでしょうか?