今どきのSEO

先日、最近のGoogle AdSenseは設定が難しいという話題を取り上げましたが、その作業をやっている最中に色々インターネットの状況が変化していることに気づきました。(やっと気づいたか、、、)

最初AdSenseを使ったのは2005年頃だったでしょうか。

当時ブログはホームページビルダーがまだ主流だった頃で、Bloggerのような無料ブログシステムがそれに取って代わる勢いで流行り始めていました。

ブログシステムと言えば、当初圧倒的なシェアを取ったのがMovableTypeでした。トレースバック機能を引っ提げてブログの世界であっという間にトップシェを取ってしまいました。

「MovableTypeでなければブログでない」みたいな風潮もあり、無料ブログを卒業してサーバーを借り始めたブロガーは、こぞってMovableTypeを導入したものでした。

サイトのデザインを変えるテンプレートはそれほど豊富でなかったため、cssをいじってサイトの特徴を出す必要がありました。

また当時のSEOで重要だった、他のサイトにリンクを張ってもらうことにも注力したものでした。

さらにSEOには数多くのタグをHTMLで挿入したほうが良いということで、一生懸命手作業で入れたものです。

当時は、本屋に行けばSEOの本がウェブコーナーの一列ぐらい並んでいて、SEOが注目を浴びていましたから、サイトを作ったらすぐにSEO対策をするというのがお決まりでした。

今回、GoogleのAdSenseの設定ドキュメントを見ていると、昔のようなSEOのためだけの対策は姿を消し、コンテンツ重視に様変わりしているのに驚きました。

Googleが検索アルゴリズムを変更する度にウェブ業界が右往左往してきましたが、AIの採用でコンテンツ内容重視に切り替わったのは、オリジナルコンテンツで勝負する人にとっては朗報と言えるでしょう。

いやっ待てよ! 

オリジナルコンテンツと言いながら、AIがせっせとコンテンツを創出するようになったら、そいつらが検索の上位を占めるようになるのか?

う~ん、これはまた難題だ!

日本のパスポートは最強!

英国のコンサルタント会社がランク付けする世界のパスポートインデックスで、日本のパスポートが5年連続で最強だったというニュース。

IATAのデータを使ってビザなしで訪問できる国と地域の数を競った結果、日本のパスポートで行ける都市の数が、最多の227都市中193都市で最多だったとのこと。

5年連続で最多ということですが、80年代でも国境でパスポートを見せて入国を渋られたことはなく、国境で赤いパスポートの表紙を人数分ちらりと見せるだけで「行ってよし!」と言われたことも何度もありました。

1985年に中国に行った時、上海で同じホテルに泊まっていたオーストラリア人と2人のドイツ人と食事に行った時、彼らのパスポートが貧相で、如何にも偽物っぽいものだった記憶があります。

今も当時も日本のパスポートは、紙質が良く装丁がきれいで、おまけに日本人は旅行会社から貰ったビニールのカバーまで付けていますから、パスポート自体がピカピカです。

海外の人が出すパスポートは、どこで拾ってきたのかと問いたくなるようなボロボロが多いです。(限定的な経験値による)

ところで、訪問できる都市数が多いということは、日本人には危険人物が少なく、観光や商用で街に入っても友好的な行為しかしないだろうということになるでしょう。

これは日本人が人畜無害で安全な国民であるという証なのでしょうが、逆に考えれば平和ボケした呑気な国民だと言うことかも知れません。

フィラデルフィアの観光案内所のおばさんは、私達の肩から下げたショルダーバッグを見て言いました。

「ここには、お金がなくてもクリスマスプレゼントを買いたい人がいっぱいいるから、気をつけてね!」(それからバッグを首からたすきにかけて、体の前で両手で抱えながら観光しました。)