海外視察の報告書公開義務化

そろそろ昔の農協ツアーみたいに公費で好き勝手に海外旅行するのはやめて、身のある報告書をインターネットに公開することを義務化したらどうだろうか。

今回問題になっている自民党女性局は、如何にも女子高生の修学旅行然としていて滑稽さが満点でしたが、男の議員や首長が引き連れて海外に行く視察渡渉した海外慰安旅行もひどいものばかりです。

これらの旅費は公費、つまり税金が使われているのですが、無駄な経費を散々使った挙げ句に、口癖のように税収が足りないとほざくわけです。

それなら税金の使い方を少しは考えればよいものを、「使いたいものには使う」、「取れるところからは取る」と幼稚園児の駄々っ子よりたちが悪い。

問題は、海外視察と称してほとんど成果が見えない、行った意味が全く感じられない視察が多すぎることです。

そもそも視察という目的で行くのなら、1人で行けばよいのであって、現地で分かれて行動するにしてもせいぜい2人いれば事足りるはずです。

そして行った全員に米日の報告書の提出を義務つけるのです。視察をした内容をインターネットに写真付きで毎日投稿するのです。できれば毎日の出費の領収書も写真で添付するとよいでしょう。

それぐらいのスピード感と誠実性を示さなければ、高い旅費を税金から払う価値がありません。

一般企業で海外に視察や研修で出かける人は多いですが、必ず報告書を提出するでしょうし、帰国後すぐに部門内でフィードバックの会議を行うでしょう。そもそも同じ場所に何十人も一緒に行くなんてあり得ません。

国会議員や首長は国や自治体を代表して税金を使って視察するのですから、その成果を国民や住民に報告するのは当然で、観光地の記念写真しか報告されないなら観光旅行と言われて当然です。

せめて一般企業並みに政治家などの海外視察には、適切な報告の義務を課すことを実践していただきたいものです。

EV(電気自動車)の火災

オランダの公海上で自動車運搬船が火災を起こしたというニュース。

少し前には千葉県で輸入車のディーラーでEVが数台焼失したというニュースもありましたから、電気自動車の安全性について不安に思う人も多いのではないでしょうか?

アウディはこれまでも数回のEV車の火災対策を施していて、これでもか、これでもかと対策を講じてきたのですが、それでもまだ火災を起こす危険性が残されているのでしょう。

思い出してみれば、リチウムイオン電池が普及し始めた90年代に、数多くの携帯電話やMP3プレーヤーなどが火を噴く事故が相次いだことがありましたが、EV車になって電池の規模が大きくなったために、甚大な被害が発生するようになってきました。

電動アシスト自転車でさえ燃えさかると手を付けられなくなり、しかも水をかけて温度を下げる消火方法が有効でないため、燃え尽きるまで手の施しようがないということを、改めて気付かされました。

住宅の駐車場に停めたEV車が燃えだすと、すぐ横にある建物にも火が燃え移って、自動車と住宅を一気に失ってしまうという事態も想定されますから、EV車に対する火災保険を通常の自動車保険とは別に掛ける必要があるでしょう。

それでなくてもリチウムイオン電池の廃棄方法には問題があり、自治体なども回収をしないために、中国製などの安価なバッテリーを購入したがために、家庭にいつ破裂するかわからないリチウムイオン電池を多数抱えている人も多いのではないでしょうか?

そのうち古くなったリチウムイオン電池からの出火が原因で、日本のあちこちで住宅の火災が頻発するようになるかも知れません。

早く安全なリチウムイオン電池の廃棄方法を確立して、片っ端から古くなった電池を処分していかなければならない時期が来ているのではないでしょうか?