自転車の違反に対して、法律で反則金が適用されるようになるだろうというニュースです。
車道の右側を通行する自転車や信号無視など、スマホながら運転など、見かける自転車の大半で見られる日常的な違反を取り締まるには、反則金は仕方がないことでしょう。
小遣い稼ぎの警察の餌食になるのは目に見えています。反則金キャンペーンのときだけ取り締まるのではなく、交通安全につながる取り締まりを期待します。
踏切や一旦停止で位置時停車する自転車を見たことがありません。ほぼ100%違反します。
1台の自転車が10分走行する間に、違反件数は10件では済まないのではないでしょうか?
まあいい加減なルールにいい加減な運転者ですから、そこに急に反則金が課せられたら取り締まり放題になるでしょう。
そこにさらに「特定小型電動機付き自転車」などという中途半端な規則付きの乗り物が出回っていますから、取り締まる警官が法律を十分理解できているのかも怪しいです。
そしてもし警官が十分に理解したとしても、それぞれの自転車の利用者に理解が行き渡るには相当な時間が掛かりそうです。
先日も、歩道を速度表示灯を点灯させて、ヘルメットを被らずナンバープレートも着いていない特定小型原動機付自転車を見かけましたが、本人はいくつ違反しているのか認識しているのでしょうか?
これを警官が正しく指摘して、納得させたうえで反則金の切符を発行できるのでしょうか?
残念ながら日本人はそこまで賢くないです。
自転車に対する反則金を法定化する前に、理解できないほど複雑化した道路交通法を整理する事が必要なのではないでしょうか?