AIの開発を半年間中止

AI技術がこれ以上急速に発展すると世界を危険に陥れるということで、米国の有名著名人が開発の中止を要望する署名を始めたそうです。

ついにSFの世界が現実にやってきたようです。まあ、これまでもSF映画の世界は、UFOや仮想現実で実現されてきましたから、AI技術が初めてということではありませんが。

しかし、AI技術によって人類が文明を制御できなくなると言われると、人類の知らない間に勝手に文明が進化してしまい、その人類の知らない文明が人類を滅ぼす可能性があるとは、まさに異星人が地球に攻めてきているのと同じ脅威だと言えます。

最低でも6ヶ月間の開発中止を呼びかけるそうですが、核開発でも開発を止めさせるのが困難ですから、さらにAIの開発を中止しているかを見極めることが可能なのでしょうか?

他のところが中断している間に、それ急げとばかりかえって開発速度が上昇するような国も1つや2つではなさそうですし、中止していることを完全に査察できなければ、AI技術が悪の巣窟の手に落ちる可能性もあるでしょう。

核の脅威もさることながら、AIによって世界中の核弾頭や原子力発電所を掌握することができれば核を自分で所有する必要もなくなりますから、AIによって世界を一気に管理下に置こうとする国家が現れることは容易に想像できます。

半年間の開発中止で収まらずに、開発の永久凍結ということになるかもしれません。

AIが明るい未来ではなく、核爆弾と同じ脅威をもたらすものだとしたら、核の平和利用と同じように、AIも平和利用を訴えて行くことになるのでしょうか?

歴史上、核を超える厄介なものができてしまったのかもしれません。