新型コロナの影響で在宅勤務が増えたのと同時に、TeamsやZoomが普及してオンライン講習会が前より頻繁に行われるようになりました。
以前なら会議室に移動してすこ亡からず面倒だと感じていましたが、オンラインだとかなり気楽に参加できるので、少なからず参加する機会が増えたように思います。
そこでやってきたのがLGBTQの講習会! みんなでALLYになろう!
この手の啓蒙講習会には、パワハラやセクハラの類のものがよく行われてきましたが、なんだかこれらの集大成ではないかと思える内容でした。
イケイケドンドンの90年代までは、売上至上主義のためにあらゆるハラスメントは我慢して当然だったわけですが、やっと人権ということばが売上に勝ってきたということでしょう。
それほど高度経済成長には「人権」より「売上」が尊重されていたのです。
しかしながら、LGBTQを一つだけ取り出して見るととても特殊であるように思いますが、人権という範疇で捉えると、人権にはもっと広い範囲の権利が保証されているべきで、今だにその全容は見えていないような気がします。LGBTQよりもっと重要で基本的なものがあっても不思議ではない。
かねてより親しくない人とは避けなければならない話題というのはありました。政治信条や応援政党、宗教、親の職業や出身地、学歴、転職歴、結婚歴、恋愛歴、貯蓄額、財産などなど。
そのなかの一つとして、性的嗜好が含まれているという考え方で良いのかなと。よほど親しくなければ聞いてはいけないと。
嗜好といえば、趣味も誰とでも共有できるとは限らない、理解してもらいにくいものはたくさんあるわけで、常に社会で大勢を握る側との戦いになるのです。
土足で人のプライバシーに踏み込まれることから、やっと開放されるということでしょうか?