今朝の日経新聞の記事で、中国とのサプライチェーンが途絶えて材料の輸入ができなくなれば、国内生産に多大な影響があるという書かれていました。
それはその通りで、思った以上に国内生産金額に影響が出るという点がニュースなのですが、気になったのは国家間の分断が「民主主義」と「権威主義」間で起こっているという点。
これまで冷戦時代は「共産主義」と呼んでいたものが「権威主義」に変わっていますが、考えてみればもともと権威主義そのものだった訳で、共産主義とは建前でもとから権威者がのざばるという図式は変わっていないように思えます。(もっとも権威主義だと言われている国では、そのような呼び方はしないでしょうが、)
ただ、その権威主義の実現方法を体よく表現していただけの話です。
一方、民主主義はどうかというと、これも今でも体よく言っているだけで、本当は「金欲主義」、「金儲け主義」辺りが妥当なところか。
表向きは民主的に物事を進めているように見せかけて、民衆から吸い上げた税金で政治家が権威を振りかざして統治し、陰ではいかに賄賂で潤うかに終始しているとしか思えないような事件やニュースに溢れています。
東西の壁が崩壊したと同時に、旧来の民主主義は絶えていたはずなのかもしれません。