大学教授は変人か?

昔から大学教授には変人が多いと言われていました。

これは何も統計的に実証されているわけでもなく、そもそも変人の定義もありませんし、時代とともに変人の種類も変わっていきます。

大学教授に限らず、政治化や企業の社長にも変人はいっぱいいるわけですし、別にこれらのトップに立つべき人でなくても、平社員でも新入社員でも、はたまた中学生でも変人と認定される人はたくさんいるでしょう。

話を戻して、大学教授に変人が多いというのはある種定説のようになっておりますが、ただ変人というだけなら問題はないのですが、教授になってしばらくするといわゆる老化が始まる人が多いように思うのです。

教授といえば研究室の長であり、その下に准教授や講師、助教、研究生などを従えてお山の大将になるわけです。

近年アカデミックハラスメントが問題視されることがありますが、お山の大将がいるということは、無法地帯になりやすい環境があるわけです。

ここで問題にしたいのは、大学や研究室を健全化するということではなくて、大学で研究に打ち込んだ結果教授の座を手に入れた人材が、お山の大将で済ませても良いのかということです。

周りをイエスマンで固めて裸の大様になってしまった、かつての大企業の社長の話を誰しも思い浮かべることができるでしょうが、それと同じことがほとんどの日本の大学教授で起こっているのです。

もったいない話です。

海外の大学教授には、先端企業のCTOや社長に引き抜かれて、バリバリに活躍している人がたくさんいます。日本の教授にはそれがないようにもいます。

50歳前後で教授になってしまったら、双六の上がりで、そこから老後が始まっています。

教授の退官年齢は65歳ですが、それを待つことなく企業以上に老害だらけです。

技術立国を再び目指すには、人材を活かす方法を見つけなければなりません。

優秀人材の宝庫である教授陣を、社会に有効活用できないのは日本にとって大きな損失だと思います。