“1150-550=500″はアバウトすぎる!

All Aboutニュースに「そんな裏技のような計算を!?」とにかく硬貨を減らしたい日本人の「お釣り文化」に外国人の反応は?」という記事が掲載されています。

日本人のお釣りの計算が速いことに、外国人が驚いているというお話です。

例えば、550円の支払いに際して客側が1150円を差し出した目的を店員は瞬時に察知し、きっちり500円玉をお釣りとして渡します。この一瞬のやりとりに、日本人の計算力が垣間見えます。 

若干の違和感が、、、

本当に1150円を出したとしたら、お釣りは600円でなければ客が損をします。(All Aboutと断っているのですから、アバウトなのでしょう。)

少し前なら、日本人は小学校で散々計算ドリルで鍛えられていると日本人固有の自己満足で終わっていた事でしょう。

しかし、最近はどこでも支払いは機械が担当することが多いですから、このような人手による対応はあまり見なくなってしまいました。

そもそも外国ではお釣りの小銭を減らしたいがために、550円の商品に1000円札以外のお金を差し出すような面倒なことはしません。

ですから、550円に対して1050円を出したとしても、50円は余分だから最初に突き返してから、商品金額にお釣りを足していきながら合計が1000円になるまで足し算を続けます。

そうです外国人、特にUSの人は足し算しかできません。

こうなってくると、合理的なのがどちらなのかという議論が重要で、計算が得意かどいうかではないような気がしてきます。

日本人だけが計算が得意だと自慢気に語っていますが、USの人たちからして見れば、日本人は「合理的でないアホなのか?」と思っているのかもしれません。

今や世界中の人の考えがSNSを通じて駆け巡っていますから、この議論についてそのうち結論が出るのかもしれません。

それまではあまり日本人は頭が良いと早合点しない方が良いのかもしれません。