タイパとものぐさは紙一重

最近の流行として「タイパ」を重視する傾向があるらしいですが、パフォーマンスを気にするのは別に最近に限ったことではありません。

価格に対する満足度としてコストパフォーマンスがよく使われますが、それが時間に変わっっただけです。

しかし、時間を気にするということは、現代人は時間が足りないという思いが強いということなのでしょうか?

よくスマートホンを使う時間が1日に平均5時間だとか6時間だとかいう数字が飛び交いますが、かなりの時間をスマートホンに費やしてしまう結果、残りの時間で出来るだけ手っ取り早くことを済ませないといけなくなったのでしょうか?

スマートホンを利用する時間が、実は最もタイパが悪いことになかなか気付けません!

昔の話で、エジソンがあれほどいろいろな発明をしたのは、面倒なことを機械んみやらせようとしたのがきっかけだったということですから、「ものぐさは発明の母」とはよく言ったものです。

日本人の労働生産性が世界最低水準であることが問題視されていますが、今ならスマートホンを利用する時間を1日数時間削るだけで、生産性が飛躍的に向上しそうです。

ところで、これほどタイパを気にする人が暮らす日本で、人がやりたがらない仕事は人手不足で社会の基盤が揺らいでいるというニュースも多くなりました

要するにタイパ良くと言いながら、好きなことしかしなくなっただけなのでしょう。これもインターネットやSNSによる思考の極端化の現れなのかもしれまん。

今はタイパが流行だと言っているだけで済んでいますが、タイパを求めすぎて社会が立ち行かなくならないことを願いたいものです。

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