Windows10の延命処置

マイクロソフトがBlogでWindows10のサポートを無料で受けられるようにするというニュース。

どうもWindows11への移行がうまく進んでいないことへの対策として、ユーザーの便宜を図った措置という好意的な評価と、ユーザーの囲い込みを狙ったせこい手段という穿った味方が拮抗しているようです。

既に個人で延長サポートの30ドルを支払った方もいるのではないかと思いますし、さらに新しいWindows11のパソコンを購入してしまった方も多いのではないかと思います。

そうした方々には後出しジャイケンに思えるでしょうが、とりあえずこれから何らかの対策を講じなければならないと考えていた方には朗報かもしれません。

パソコン全盛期には、WindowsとオフィスだけでIT業界を牛耳っていたマイクロソフトも、PDAやスマートホンがIT機器が機器の中心に移り変わってきた2000年移行は、GoogleやAppleの後塵を拝する様になりました。

スマートホンはメールアドレスに基づくアカウントが必須で、Windowsパソコンはローカルなアカウントで間に合っていたことが致命的だったのでしょう。生成AIが今後必須となってくるにあたって、マイクロソフトも必死で追いかけているのですが、イマイチ本命には届いていない感じがします。

一方、AWSを初めとするクラウドに関しても、はやり二番煎じに甘んじている様に思います。マイクロソフトがその名前に合わず恐竜に例えられるのも、そう遠い話ではないかもしれません。

ここは一気にWindowsにAIにを組み込んで、GoogleやAppleに圧倒的な差を付けたいところです。

Windows10の延命で、一発逆転できるでしょうか? 

GoogleやAppleが崩せなかったWindowsパソコンのシェアが、マイクロソフトの唯一の牙城です。それを活かす最後のチャンスになるのでしょうか?

IT業界の動向に目が話せません。(というか、日本の企業はどうしてそこに絡んでいないん?)

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