静かな退職とは?

最近静かな退職という言葉が静かに蔓延っていますが、静かな退職って少し変な感じがしませんか?

英語の”Quiet Quitting”を和訳したら「静かな退職」になったそうですが、本当に退職するのではなくて、単に仕事をしないでサボっているだけらしい。

日本では「退職」とはかなり思いきった意思を伴う感覚があり、転職がそれほど特殊なものでない欧米とは今だに大きな隔たりがあると思います。

その強い意志を伴うであろう「退職」に「静かな」を付けたところに、和訳をした人の変な癖かこだわりか分かりませんが、意図的なひねくりを感じずずにはおれません。

退職ではないのですから、退職などという言葉を使うべきではありません。

ただ単位やる気を無くした中年に、静かな退職などという表現は必要なく、昔から当たり前のように存在するやる気のない従業員に過ぎません。

このように昔から当たり前のように存在するものに、新しい名称をつけていかにも現在のトレンドのように持ち上げることが必要でしょうか?

もっと日本語を洗練させていく必要があると思います。