兵庫県知事のパワハラ騒動

長い間騒動が収まらない兵庫県知事のパワハラ騒動。

複数の職員が亡くなっている事態ですから、慎重に判断しなければならないのでしょうが、パワハラか合理的な指導の一環かという禅問答も一向に進展の兆しがありません。

考え方の相違と言ってしまえばそれまでで、すべての犯罪も加害者は合理的と思い込んでいるケースがほとんどです。

昔の学校のクラブで、先輩が後輩をしごいたりいじめたりしていたのと同じ理屈です。

まあパワハラを受けた職員が、全く不利にならずに転職できれば辞めたら良いだけで、周りに職員がいなくなった知事は裸の王様、何もできずに立ち尽くすだけです。

知事は県庁の単なる看板であり、実際に業務を行うのはそこにいる職員ですから、本来知事が偉そうにする理由がありません。いかに職員が心地よく業務をこなせるように気遣うのが知事の仕事のはずです。

大きな勘違いがあったわけで、それは本人の過去に受けた仕打ちの腹いせ的なものだったのかもしれません。

それなりに賢いことは知事に必要でしょうが、賢く振る舞える人を選ぶのは難しいのでしょう。

最近はいろいろな性格判断が流行っているようですが、それらとAIを組み合わせて、知事に当選してからの行動推測をもとに選挙すると良いかもしれません。

でも数値化してそれで選挙が決まってしまうようになると、選挙の意味がなくなってしまいます。

だって、住民が代表として一生懸命考えて選ぶのですから、AIが判断するより確かなはずです。

(あれっ、一生懸命考えてたかなぁ、、、)

いくら考えても候補者以上の当選者は出せない!