東京ビッグサイトで開催されていたイベントで、販売されていたマフィンが原因の食中毒が発生したというニュース。
栗やチョコチップが入ったマフィンが腐敗していて、中には糸を引いたり味が変わっていたものもあったらしいです。
製造したお菓子メーカーによると、イベントで販売する量を一人で製造するために5日間かけて作っていたそうです。
無添加や少量の砂糖を使っていることを特徴にしていたそうですから、もともと保存性が良くないものを5日間放置していたと考えられそうです。
このような素人的な製造者が作る自然素材の食品が、いかにも自然の素材を使って健康的であるような印象を与えていますが、安全性に関しては注意が必要です。
何事にも素人には分からない技術や決まりがあり、最低限押さえて置かなければならない衛生基準というものがあります。
もちろん全ての食品提供者が衛生面において完璧であるわけがありませんが、素人が頑張って経営している店には注意が必要です。
よく個人や家族経営のパン屋を訪れることがありますが、たとえおいしいパンであっても、同じ製品でもばらつきがあって雑であったり、店内を見回して衛生面に問題がありそうなところは避けるようにしています。
食品を扱う店で問題になるのは、お金を扱った手で食品を直接触ったり、いまだに手に唾を付けてお札を数える店員がいたりすることです。
デパートや一流の店ではそのようなことはありませんが、個人経営だといまだにそのような店があったりします。
今回のニュースの店のインターネットサイトを見てみると、いかにも衛生的に怪しい感じがします。
怪しい食品を見分ける能力は、今も昔も生き抜く上で必須なようです。