マスクをしない人は他人の不幸は気にしない!

最近朝の通勤電車に乗ると、マスクをしていない人が増えてきました。

新型コロナが5類感染症に分類されたことによって、それまでマスクを地獄と思っていた人が解放されたのでしょう。

だいたい通勤電車の客の6~7割がマスクなしで、残りの2~3割がマスク着用といった感じです。地域や時間によって差が大きいとは思いますが、、、

ところで気になるのは、相変わらず新型コロナもインフルエンザも下火になったとは言えない状況で、マスクをしない人がやたらと咳やくしゃみをすることです。

咳払いも同様ですが、なぜかマスクをしない人の方が咳やくしゃみをすることが多いように思えます。

別段嫌がらせを赤の他人にしたいからではないでしょうが、おそらくマスクをしない人はマスクの効果を信じていないのでしょうから、マスクはあってもなくても感染予防には関係ないと思っているのでしょう。

しかし、もしマスクに効果がないとしても、自分が撒き散らした飛沫は明らかに感染元になり得ますから、マスクの効果云々はさておいても、咳やくしゃみを公共の場でするのはどう考えてもアウトです。

ですからせめてマスクをして、飛沫を飛び散らさないように心がけているという態度だけは示してもらいたいものです。

秋田の熊はかわいそうか?

秋田で被害をもたらした熊を駆除したことで、熊が可哀想と非難の電話が役所に殺到しているらしいです。

野生の動物が人の里に出てきて農作物に被害が出ているだけならまだしも、多くの人が襲われている現状では殺処分も致し方がないことのように思えますが、それでも動物愛護的な考えで殺さずに済ます方法を選ぶべきだと考える人がいるのでしょう。

より良い解決方法があるのなら検討するべきでしょうから、アイディアを出し合うことは良いかもしれませんが、現状では殺処分以外の良策は見当たらないということでしょう。

どうも日本では熊はクマゴロウやプーさんのイメージで考える人が多いようで、愛玩動物のような感覚を引きずっている人が多いようです。

北米のグリズリーならいかにも凶暴なイメージがありますが、それも映画でそのように取り上げられていたからで、どうも日本人にはオオカミは怖いイメージが合っても、熊はぬいぐるみのように思ってしまうのでしょうか?

実際に被害にあった人でなければ、熊の恐怖を語れないのかもしれませんが、猿なら山に追い返すことができても、熊はそう簡単には行かないようです。

それより怖いのは、熊は一度味をしめると繰り返す習性がありますから、ゴミを漁って食べ物があることを覚えればゴミ漁りを繰り返し、人間と戦って勝てることと人肉が食用に耐えることを覚えれば、繰り返し人間を襲うようになります。

つまり熊に餌を与えたり熊の行動範囲に食べ物を放置する事が、如何に危険なことであるかを気づいていない人が多いのではないかと思います。

つまり、猿やイノシシと、熊は対策がまったく違うことを、もっと国民に徹底して理解させることがまっさきに必要なことだと思います。

以前北海道の観光道路で車に寄ってくる熊が報道されていましたが、おそらく車から餌をやった人がいたのでしょう。このような無知な行動によって熊の活動範囲がどんどん人の生活圏に近づいて来たのでしょう。

日本各地で熊の被害が出ていますから、少なくとも都道府県単位で熊に対する知識を広め、正しい熊への対処方法を示し、長期的な熊対策を策定するべきでしょう。

いつまでも熊と戦ったニュースが出ることは異常です。できるだけ早く熊の被害が収束することを願います。