シマウシとボーダー柄

うーん、面白い!

ウシの体をシマシマに塗ったら、アブにさされにくくなるとのこと。これから牧場のウシはシマウシが増えてくることでしょう。

アブは夏の初めに山に登るとよく刺されることがあり、蚊と違って痒みが長引くことが多いです。

巨体のウシでさえもアブに刺されるのは気になるようで、ウシが尻尾を振っているのはアブを追い払うためらしいですから、ウシの皮の上からでも刺されたら結構痒いのでしょうか?

シマウマは吸血虫に刺されにくいという研究が海外で発表されたのを受けて、ウシでもやってみたらかなり効果があったらしいです。

しかも、塗料でシマにすると持ちが悪いので脱色に切り替えたら、白くなるどころか金色に輝く縞模様になったらしいです。

まさに放牧牛のファッション化の始まりと言えるでしょう。

しかし、不思議なのが、人間はボーダー柄を着ると蚊に刺されやすいと言われています。

どちらも縞模様であることに変わりがないのですが、蚊とアブでは模様に対する嗜好が異なるのでしょうか?

ひょっとして、シマウマの模様は縦縞で、ボーダー柄は横縞であることが影響しているのでしょうか?

ウシで色々実験するのは大変ですから、ぜひ人の服の模様を縦縞と横縞で蚊に吸われやすい向きを研究して欲しいところです。(それよりも着痩せするかどうかのほうが重要か?)

電動キックボードは危険がいっぱい

電動キックボードに自転車並みの交通ルールが適用されて、これから利用者が増えるという話。

16歳以上ならヘルメット無しで乗れることから、安易に日常の移動手段とする人も増えることが予想されます。

自転車並みと言う言葉に踊らされそうですが、自賠責保険を取得しなければならない点は自転車より責任が重いと言え、そのことを16歳以上の使用者や販売店がどこまで認識しているかが怪しいい感じがします。

保険は事故が起こって初めてその存在が役に立つのですが、また一方で事故が起こらなければその存在意義に気づくことができません。

ぜひ、販売店で十分な説明をお願いしたいところですが、自賠責保険の契約ができない販売店は排除するぐらいの対策があっても良いかも知れません。

最近、電動アシスト自転車で走ることが多いのですが、時速20Kmで走るのは体力的にそこそこ大変ですから、15Kmぐらいが巡航速度という感じですが、たしかに時速20Kmになるとヘルメットがないと不安になるぐらいの速度になります。

しかも、電動キックボードは車道も歩道も走行可ということですから、自転車の場合よりも複雑な事故が起こる可能性が高そうです。

個人的な感覚では、電動キックボードの限界は歩道で時速6Km、車道は走行禁止というのが正しいように思います。

特に車道では路肩の凸凹に小さいタイヤが取られる可能性があり、そこを20Kmで走るのは無謀とさえ思えます。

これから電動キックボードを利用する人はもちろん、自動車や自転車やはたまた歩行者まで、なれない電動キックボードに注意を払う毎日が始まる気配です。

ディズニーリゾートの相次ぐ値上げ

東京ディズニーリゾートの入場料金と、優先搭乗のためのオプションの値上げが相次いでいるようです。

日本に限ったことではなく、本場のUSでも値上げが続いており、4人家族で訪れると1日で15万円もかかってしまうという試算が紹介されていました。

そろそろ家計的には年間計画で予算を組んでおかなければ、そうやすやすと出かけることができなくなってきました。

近いうちに金融機関からから、「学資保険」改め「ディズニー積立預金」なるものが発売されるかも知れません。

通常の経済活動なら料金が高くなれば利用者が減るので、自然と一定水準の金額に落ち着くのですが、ディズニーランドの希少価値が変わらないばかりか年ごとに際立ってきていますから、少々の料金改定では人気が陰ることはないのでしょう。

USJにあるハリーポッターに関しては、豊島園が様変わりして同様のアトラクションを提供し始めたので、それを目的にUSJに来園していたお客さんは減るのでしょうが、ディズニーのブランド力は他の追従を許しませんから、暫くの間は料金の上昇を甘んじて受け入れるしかなさそうです。

ただ。そろそろUSでは中流家庭がディズニーランドを訪れることが困難になってきているようですから、日本でも数年後には価格に見合わないと考えられる時期が来るでしょう。

非日常を味わえる場所は限られていますから、それを目指して高い料金に甘んじるのも良いのですが、もっと日本には魅力があるアトラクションがたくさんありますから、ディズニーと違ったファンタジーを探すのもよいのかも知れません。

自動車保険不正請求事件

監督官庁が言語道断と断言する酷い事件です。

顧客から預かった車両にゴルフボールを当ててへこまして、追加の修理を行って売上を水増ししていたとは、よくそんな簡単な手口で保険金が入ったものだと思います。

まあ、昔から修理というのはいい加減なところがありまして、家の修理や家電の修理でも、実際にやっているところが見えないことをいいことに、簡単に直るものも新規購入を勧めるという手口はありました。

自動車に場合は、ガソリンスタンドでボンネットを開けさせて、必要のないパーツや消耗品を交換させる手口はよくあり、もちろん本人が納得していれば問題ありませんが、頼みもしないのにタイヤやバッテリーを交換する羽目になった人も多いのではないでしょうか?

ただ、今回の事件は大手自動車修理工場が引き起こしたこともさることながら、複数の保険会社も絡んでいるところが尋常ではありません。

保険で修理するには、損傷の程度を査定して適正な修理代金を出してから修理に取り掛かるのが常ですが、そんなゴルフボールで付けた傷が故意だと見抜けなかったのでしょうか?

そんな事も見抜けない保険会社なら、誰でもきれいにしたいボディに傷をつければ保険で直せると思うでしょう。そんなに保険会社の査定の目は節穴ではないはずです。

そりゃ素人ではなく、それも自動車修理工場ですから、色々な工具を使うと自然に見えるような傷も可能かもしれませんが、一流の保険会社が総じて騙されるほど見事に事故に見せかけることができるのでしょうか?

ニュースでは、保険会社が問題の修理工場を斡旋していたと言います。

ここは各保険会社の事故査定の記録や支払いの状況を精査して、問題の真相を探る必要があるのではないでしょうか?

保険というのは、必要なときに支払われず、払ってはいけないときに支払われることが多々あります。

今回の事件で、せめて保険会社は騙された被害者側であることを証明してもらいたいものです。

ヤマハがプール事業から撤退?

ヤマハがプールを作っていたということを知らなかったのですが、確かにボートを大きくすればプールになるわけで、水が外側にあるか内側にあるかの違いだけですね。

ただ心配なのはFRP製ということで、以前海岸に捨てられたFRP製のレジャーボートが再利用できないだけでなく、焼却もできない厄介ものだということです。

もっと大型のプールが今後どんどん廃棄処分になったら、その処理コストは結構な額になるものと想像できます。

FRP製のプールは、何らかの衝撃などで傷がついたりへこんだりすると、そこからガラス繊維が綻び始めて、その一部でも体に刺さるとかなり大変なことになるのです。

これほど厄介な材料を大きなプールに使ったのは、後のことは気にしない時代だったから製造できたのでしょうが、資源の再生を最初から考慮しなければならない現代では、到底許せない製品だったでしょう。

学校がメインテナンスが大変な自前のプールを廃止して、民間の施設を使うことが増えてきたのがヤマハ撤退の原因の一つらしいですが、廃棄することも大変です。

学校のプールをそのまま埋めてしまうような処分方法はやめてもらいたいものです。