うーん、面白い!
ウシの体をシマシマに塗ったら、アブにさされにくくなるとのこと。これから牧場のウシはシマウシが増えてくることでしょう。
アブは夏の初めに山に登るとよく刺されることがあり、蚊と違って痒みが長引くことが多いです。
巨体のウシでさえもアブに刺されるのは気になるようで、ウシが尻尾を振っているのはアブを追い払うためらしいですから、ウシの皮の上からでも刺されたら結構痒いのでしょうか?
シマウマは吸血虫に刺されにくいという研究が海外で発表されたのを受けて、ウシでもやってみたらかなり効果があったらしいです。
しかも、塗料でシマにすると持ちが悪いので脱色に切り替えたら、白くなるどころか金色に輝く縞模様になったらしいです。
まさに放牧牛のファッション化の始まりと言えるでしょう。
しかし、不思議なのが、人間はボーダー柄を着ると蚊に刺されやすいと言われています。
どちらも縞模様であることに変わりがないのですが、蚊とアブでは模様に対する嗜好が異なるのでしょうか?
ひょっとして、シマウマの模様は縦縞で、ボーダー柄は横縞であることが影響しているのでしょうか?
ウシで色々実験するのは大変ですから、ぜひ人の服の模様を縦縞と横縞で蚊に吸われやすい向きを研究して欲しいところです。(それよりも着痩せするかどうかのほうが重要か?)