最近の強烈な日差しを避けるために、日傘を差す方が増えて来ましたが、駅のホームでの使用に注意が必要だと「まいどなニュース」に掲載されています。
電車通過時の風で飛ばされる可能性や、混雑した時間帯での他人を突く危険性が指摘されています。
この手の話は、原因を作る人が被害の程度を軽く見ている事が多いところに問題があります。
「目には目を」で仕返しをするわけにも行かず、気づかないのか気づかないふりをしているのか。
傘の骨で顔や目を突かれた経験がある方は、かなり多いのではないでしょうか?
雨の日の雨傘は誰でも同じように開いていることが多いので、傘同士がぶつかることはあっても大したことにはならないのですが、日傘は一部の人しか開いていないため、接触すなわち顔面直撃になる可能性が高くなります。
日傘メーカーもそのぐらい考えても良さそうなものですが、相変わらず十分危険な先端をもった日傘がほとんどのようです。
これは使う人の責任で人に危害が加わらないように注意するべきなのですが、自分のお肌は気になっても、他人目を突くのはお構いなしなのはどうでしょうか?
雨が多い日本なのにまともに傘一つ差せないのは、民度の低さでしょうか?
日傘メーカーは、もう少し傘の利用者を啓蒙するような注意書きを添付するなり、危険性がない骨を採用するなり、企業努力が少し足りないような気がします。
いっそのこと、傘を開いたら見えるように「私は人混みでは傘を開きません!」とプリントした傘を、販売してもらいたいところです。