「大変ご注意ください!」

今朝乗った電車の、途中駅での車掌さんのアナウンスに引っかかってしまいました。

「扉に挟まれないように、大変ご注意ください!」

新学期が始まって混んでいたからでしょうが、違和感を感じました。

ではどう変えればよいだろうかと考えたところ、「十分にご注意ください」がまず頭に浮かびました。

しかし、「十分」ではある一定レベルまで注意すればよいと言っているようで、おそらく車掌さんが「大変」を使ったのは注意を強調する目的だったと思われるので、「十分」とは意味が違っているように思いました。

「とてもご注意ください!」、「非常にご注意ください!」、「かなりご注意ください!」、「万全にご注意ください!」と、どれもしっくり来ないです。

比較的「万全に」は聞きやすい感じがしますが、意味が重たくなりすぎです。

「少しだけ注意する」、「もう少し注意する」はありですが、もう少し注意するってどれだけですかってなりますから、「しっかり注意する」でしょうか? なんか学校の先生に言われている感じがしますね。

やはり注意は十分するかしないかが重要で、十分以上は必要ないということで、注意を強調するのは「十分」に任せるのが良さそうです。