ナンバーディスプレイ無料化で特殊詐欺が防げるか?

NTTが70歳以上の家庭のアナログ回線に、無償でナンバーディスプレイを提供するとのニュース。

相変わらず詐欺事件は多いみたいで、近所のATMでは注意喚起のビラをもった係員が常に待機しているので、相当の数の被害が出ているのでしょう。

アナログ電話回線にナンバーディスプレイ機能を持たせるには、ディジタル回線に比べて技術的なハードルがあって面倒な操作が必要らしいです。

月額の利用料金もかかりますから、なかなか高齢世帯で積極的に採用するに至っていなかったようですが、無料で整備されればそもそもサービスを知らなかった世帯などにも普及するかもしれません。

ただ、電話番号を見て詐欺電話かどうかは本人が判断しなければなりませんから、知らない市外局番や0120からの電話には出ないことを徹底することが大切です。

しかしながら、本当に家族や要件がある電話と紛らわしい場合は、深く考えずに出てしまうこともあるでしょうから、すべての詐欺を未然に防ぐことは難しいでしょう。

取り敢えず電話番号を確認する習慣をつけることにはメリットがありそうです。

ただ、不在通知で番号が表示されていたらかけ直したくなってしまう人は、注意しないとやぶ蛇になりかねません。

番号を表示するだけでなく、詐欺電葉の特徴を掴んで自動的に排除するような機能ができればよいのですが。(すべての電話が遮断されてしまう事になりそうであるが。)

WBC最強のアメリカを倒しちゃった!

3月22日はWorld Baseball Classicsの決勝戦!

このために午前中公休になる会社もあったとかなかったとか。

前回優勝はイチロー選手が現役バリバリの頃ですからだいぶ前。今回は久々に優勝が狙えるとあって、日本中力が入っていました。

ダルビッシュと大谷を筆頭にして、史上最強と言われた日本チームは見事に米国を破って世界のトップに立ったわけです。

これまで戦ったチームの中にもたくさんの大リーガーがいて、結局国際試合となればそれぞれ国籍ごとにバラバラになって戦いますから、国民的な盛り上がりは当然なのですが、プロリーグとしては米国が相変わらず一番だということでしょう。

そう考えると、サッカーのリーグに比べて野球は圧倒的にアメリカのスポーツであり、WBCという祭典が、米国以外のリーグにいる逸材を探す品評会になっているきらいがあります。

もっとも出場している選手たちもそのような意味合いは十分承知で、あるいはそのためだけに実績を残そうとしているのかも知れません。

まあ国民が応援している気持ちと、選手たちが評価を待っている状態が一体になって、でも結局どっちも得るものがあるならば、WBCの開催価値があるのかも知れません。

つぎはラグビーですが日本開催ということで、自然と話題も多くなるでしょう。

WBCのように盛り上がるでしょうか?