関西にはJRが発行するICカードのICOCAとともに、主に私鉄で使用できるPiTaPaがあります。
ただ、欲張った仕様にしたためか、他の交通系ICカードに比べて大変使いにくい!
交通系ICカードとしてはクレジットカードのようなポストペイにしたために、クレジットカードとほぼ同じ手続きの面倒くささがあります。年間の維持管理料が1100円なんて問題外!
クレジットカードなら信用が大事ですから多少の手続きの面倒は仕方がありませんが、たかが交通系のICカードの発行に1週間とか2週間とか要する時点でアウトです。
クレジットカードのように後払いで使えるというのも、交通系に限って言えば面倒でしかなく(人によりけりかも知れませんが)、交通系はプリペイドの方が個人的には使いやすいです。
最近は関西の私鉄でも、定期券をPiTaPaではなくICOCAで対応するところが増えていますから、鉄道会社としてもPiTaPaの支払い方法に問題があるのでしょう。
一部のPiTaPaの呪縛から抜けきれない小規模の鉄道会社は、PiTaPaでのポイント還元を利用していますが、ポストペイの交通系ICカードはオワコンと言っていいでしょう。
5年後には対応するサービスがほとんどなくなり、10年後にPiTaPa自体が消滅するように思います。(素人の勝手な予測ですが、)
できた当初からややこしいポイント制度が難点でしたが、それがそのまま尾を引いて使いにくさやお得感がないままにICOCAに駆逐された感じがします。
このまま消えてしまうのか、また別の助っ人が現れて復活するのか、そっとしておくしかなさそうです。