もう何十年も前の話です。
仕事でドイツ人と英語で話していた時、「どうしてGermanyとGermanをよく間違えるのか?」と言われたことがあります。
当時は自分の拙い英語のせいだと思っていましたが、最近になってドイツだけ他の国と違っていることに気づきました。(気付くのがあまりにも遅い!)
- 日本(Japan)、日本人(Japanese)、日本語(Japanese)
- 中国(China)、中国人(Chinese)、中国語(Chinese)
- 韓国(Korea)、韓国人(Korean)、韓国語(Korean)
- アメリカ(America)、アメリカ人(American)、アメリカ語(American)
- フランス(France)、フランス人(French)、フランス語(French)
- イタリア(Italy)、イタリア人(Italian)、イタリア語(Italian)
- ドイツ(Germany)、ドイツ人(German)、ドイツ語(German)
ほとんど国は、まず国名が基本形で、国民や言語は形容詞型になっています。
しかし、ドイツだけが逆になっていて、まず国民と言語が基本形で、国名はその形容詞型になっています。
なぜか分かる方いらっしゃいますか?
なにか深い意味がありそうだと思うのですが、ざっとインターネットで検索しても、ドイツの呼称が色々あると言うことは書かれていても、国名と国民が逆になっていることについての解説は見つけられませんでした。
このことは英語だけのことなのか、他の言語でも同様なのか、色々疑問が湧いてきます。
はるか昔にドイツ人と話しにくかった理由が分かってスッキリした途端、新たな疑問が湧いてしまったのでした。