自転車運転時のヘルメットの着用を2023年春から義務化するとのこと。
ただし当初は罰則はなし。条例によってすでに義務化されているところもあるようですが、全国的に統一された方が浸透しやすいかもしれません。
原付きには車体にヘルメットを納める場所が確保されていることが多いですが、自転車は今のところそのようなデザインにはなっていないので、前かごに固定する方法やフレームにロックするような機能が登場して欲しいところです。
自転車用のヘルメットは、一般的に発泡スチロールのクッションをプラスチックのシェルで覆ったものが多いです。スポーツバイク用のものは通気が重要ですが、一般の街乗り用としてはそれよりも簡易に装着できて、持ち運びにかさばらないものが良いでしょう。
ついでにサンバイザーやちょっとした雨よけなどが装備していると、装着の面倒さより利便性が優って利用促進には良いかもしれません。
ぜひとも、ヘルメットメーカーには街乗り用に特化した使いやすいヘルメットを販売してほしいものです。
ただ、ヘルメットで頭を衝撃から守ることは大切ですが、それだけでは事故は減りません。
特に自転車の右側通行と歩道上の無謀運転は、ヘルメットとは別の対策が必要です。
少なくともヘルメット装着の義務化によって、安全運転を心がけるきっかけになることを期待したいものです。