サッカーワールドカップの勝利に思う

今回のワールドカップは、日本でもそれほど盛り上がっているようには見えなかったのですが、ドイツとの一戦で一気に盛り上がったようです。

下馬評は散々でしたが、同じチームと監督がこれほどまでに見違えるようになったのには、驚きとともに普段の生活でも見習うことがありそうです。

古来、日本の文化には「静」を重んじる傾向があって、時間が経てばなんとかなる(「時は金なり」、「石の上にも三年」など)やじっくりと取り組むべし(「急いては事を仕損じる」、「急がば廻れ」など)といった教義が多かったように思います。

しかし、サッカーのようにじっくり構えているとあっという間に時間が過ぎてしまうようなスピード感のある競技の場合は、悠長に構えていることが正しいはずはありません。

今回のサッカーの試合では、これまでなら後半の最後の最後に選手交代をするようなことが多かったのに、後半早々から手を打って、その後も継続して修正を行ったことが勝利につながったと解説されています。

今回のワールドカップは、日本のサッカーが大きく変わる節目になるかもしれません。

これからも試合が続いて行くと、日本の戦術を見透かしたような手を出してくるチームも出てくるでしょうが、さらにその上を行く妙手を出して勝ち進んでもらいたいものです。

日本の企業経営も、事なかれ主義でゆっくり時間稼ぎの経営者が払拭されて、タイムリーで積極的な戦略によって世界の動きをリードできるようになってもらいたいものです。

ウォルマート銃乱射事件に考える

米バージニア州のウォルマートで銃乱射事件があったとのこと。

このような事件のあとは、アメリカの銃所有の是非が問われることが常ですが、日本でもナイフや包丁を振り回して死傷者を出す事件が茶飯事ですから、銃だけの問題ではありません。

先日、朝の通勤電車に乗っていると、隣りに座っている人がしきりにスマホを押しまくっていて、次第にスマホのガラスを叩き割るほどに過激化していました。

この人に包丁か拳銃を渡したら、少なからずの犠牲者が出るのは明らか。

特に危険な武器に関して銃刀法で規制できても、ナイフや包丁や金槌や金属バットまで規制するわけには参りません。

危険は常に隣り合わせと覚悟をして、電車に乗らなければならないご時世になったということでしょう。

これは今に限ったことではなく、公共の場所、例えば電車やバスやショッピングモールでは見知らぬ他人がすぐ隣にいるわけですから、その人がどんな心情で何を考えているか、どんな病気を持っているかまったく分かりません。

もちろん、服装や顔の表情で危険を察知することは、生きていく上で最低限必要なスキルですが、それでカバーできないほど現在は危険に満ちていると言えるでしょう。

人権保護の活動が活発化するに連れて、犠牲になる一般人が増えています。人権に寄って弱者の自由が認められることによって、一般人の生活が踏みにじられることを諦めなければならない事態が増えているように思います。

他人に犠牲を強いる人権は認められるべきでしょうか?

まだまだ社会が不完全だと思います。

どくとるマンボウの歯ブラシ

もう50年ぐらい経つでしょうか。「どくとるマンボウ航海記」を読んだのは高校生の頃でした。

「どくとるマンボウ」こと北杜夫さんが歯ブラシを買いに行って、薬屋の店主にあれこれ歯ブラシを勧められている光景が目に浮かびます。

店主「豚の毛の歯ブラシは、バシバシしてよく磨けますぜ!」

北さん「いや、バシバシ硬い毛は歯を痛めるから、柔らかい毛の方がいいんだ。」

歯は人間の体で一番硬いそうですが、エジプトのミイラのように何千年も後世に残っている歯はよほど丈夫な歯だったみたいで、普通の人の歯はそれほど硬くないそうです。

北さん「もっと柔らかい毛はないのかな?」

店主「それならタヌキの毛の歯ブラシはどうです? 柔らかくて気持ちが良いですぜ!」

と記憶ではそんな記述だったような。(記憶が曖昧でいい加減です。)

それから、私はタヌキの歯ブラシを愛用し続けており、お陰で年に一度の歯科健診では歯垢がまったくないとお褒めをいただくことがしばしば。

しかしです。10年ほど前からタヌキの毛の歯ブラシが馬の毛になったと思っていたら、最近は天然毛の歯ブラシはSDGs絡みかまったくなくなってしまいました。最後まで天然毛があった奈良のエビスハブラシにもなくなって、これもご時世かと諦めざるを得ない。

そこで登場したのが、「もふもふ」と歯を磨けるという、株式会社クリエイトの「デンタルプレステージ」!

大阪府の八尾市や東大阪市辺りには、以前から歯ブラシを作っている企業があるのは知っていました。

オープンソースカンファランスという発表会と言うか展示会があります。

名前の通りオープンソースのソフトウェア、例えばWordPressやTYPO3やLibreOfficeなどのエヴァンジェリストたちが、毎年のように新しいバージョンを引っ提げて普及活動をするといった、少しお祭りチックな催しに何回か参加したことがありました。

そこで、なぜか分かりませんが、試供品として歯ブラシが入っていたのです。試しに使ってみたのですが、これがなかなか良い!

と思っていたところ、最近になってクリエイトというブランドで、ちょっと大型のヘッドを持った歯ブラシが登場したのです。

もともとタヌキの歯ブラシはやや大きめでびっしりと植毛されているので、もふもふとした感触がありました。

今蘇るタヌキ歯ブラシ!

しばらく愛用することになりそうです。(株式会社クリエイトとは一切関係はございません。)

ポイント制は2度おいしい?

「ポイ活」はポイントを如何にたくさん集めて得するかを極めること。

まあ別にそれほど極める必要はないのですが、銀行にお金を預けても微々たる金利しかつかないですから、ポイントの方がいかにも貯まった感があってよろしい。

でも、ここで注意しなければならないのは、「あなたはポイントで2度おいしさを感じていませんか?」ということです。

ポイントならQR決済でもクレジットカードでも会員カードでもなんでも同じです。

例えば商品を買ったら10%のポイントが付くお店で買ったとき、実際は値札の金額を支払っているのに、「実質??円で買えた」と喜んだとします。

確かにポイントがつかない店舗と比較したら、ポイントの分だけ安く買ったのと同じだと考えてもいいでしょう。

で、その後に同じ店で商品をポイント交換で手に入れるときに、「ポイントでタダになった」と思っていませんか?

2回得したと思ってはダメ! 得をするのは1回だけです。

購入時にポイントを貰って得をしたと思いたいのなら、ポイントを使うときは「ポイントでタダ」ではなく、「ポイント分のお金で買った」と思わなければなりません。

その逆なら、「購入時は安くならずに得ではなかったが、後でポイントを使ったらタダで買えて得」です。

お店としては、購入時とポイント使用時の両方で得をしたように勘違いしてくれると、お客を抱え込む効果と相まって売り上げを増やす優れたツールと言えるでしょう。

これからは得は1回と心がけて、無駄遣いをしないようにいたしましょう。(誰も意識して無駄遣いはしていないだろうが、、、)

冷凍ちゃんぽん探して右往左往

今日は一日中雨予想だったのですが、午前中には雨が上がってしまったので、ちょっと気になっていた冷凍食品を探しに行きました。

テレビでしきりに最近の冷凍食品がすごくおいしいと煽るものですから(別に煽っちゃいない)、じっくり探し出してやろうということで家の近くのスーパーとコンビニに探しに行きました。

と言うのは、一番良く使う食品売り場は冷凍食品が少ないので見かけたことがない。この手の食品をたくさん扱っているスーパーやコンビニでなければ手に入らないだろうということで、少し足を伸ばして2つ隣の駅まで行ってみたのです。

で結局スーパーと呼べる3店舗と2つのセブンイレブンに行ってみたのですが、目的の冷凍食品にはめぐり逢いませんでした。

目的だった冷凍食品は、「キンレイお水がいらない 四海樓監修 ちゃんぽん」!

休みの日なのでいつもと違った食品を試してみたかったのですが、訪れたスーパーの冷凍ショーケースには色々なメーカーの同じような商品はあったのですが、キンレイのちゃんぽんは結局ありませんでした。

冷凍食品のデパートみたいなスーパーでなければ、たくさん流通している商品を揃えておくのは難しいいのでしょう。

それからスーパーやセブンイレブンにはプライベートブランドがそれぞれあって、そちらを優先的に並べているので、特定の商品を探すのはかなり困難なことを思い知りました。

仕方がないので、最後に行ったセブンイレブンで野菜あんかけそばを購入。

帰って食べたら十分においしかったです。

しかし、これからしばらくは買い物に行ったら、キンレイのちゃんぽん探し続けるでしょう。(うん、諦めが悪い!)