ポイント制は2度おいしい?

「ポイ活」はポイントを如何にたくさん集めて得するかを極めること。

まあ別にそれほど極める必要はないのですが、銀行にお金を預けても微々たる金利しかつかないですから、ポイントの方がいかにも貯まった感があってよろしい。

でも、ここで注意しなければならないのは、「あなたはポイントで2度おいしさを感じていませんか?」ということです。

ポイントならQR決済でもクレジットカードでも会員カードでもなんでも同じです。

例えば商品を買ったら10%のポイントが付くお店で買ったとき、実際は値札の金額を支払っているのに、「実質??円で買えた」と喜んだとします。

確かにポイントがつかない店舗と比較したら、ポイントの分だけ安く買ったのと同じだと考えてもいいでしょう。

で、その後に同じ店で商品をポイント交換で手に入れるときに、「ポイントでタダになった」と思っていませんか?

2回得したと思ってはダメ! 得をするのは1回だけです。

購入時にポイントを貰って得をしたと思いたいのなら、ポイントを使うときは「ポイントでタダ」ではなく、「ポイント分のお金で買った」と思わなければなりません。

その逆なら、「購入時は安くならずに得ではなかったが、後でポイントを使ったらタダで買えて得」です。

お店としては、購入時とポイント使用時の両方で得をしたように勘違いしてくれると、お客を抱え込む効果と相まって売り上げを増やす優れたツールと言えるでしょう。

これからは得は1回と心がけて、無駄遣いをしないようにいたしましょう。(誰も意識して無駄遣いはしていないだろうが、、、)