なぜ企業で無駄な業務が多いか?

最近デジタルトランスフォーメーションやITにからめて、企業の無駄な業務が如何に多いかを問うニュースがあります。

「どうやったら企業は無駄な業務をなくすことができるか?」

でも、まずよく考えてください。本当に企業の全員が無駄な業務をなくそうとしていますか?

無駄な業務が生まれるのは、それを作っている人がいるからです。そして、それを作っている人は無駄な業務が好きなのです。好きだから無駄な業務を作る。

無駄な業務をなくすためには、無駄な業務を作る人を辞めさせれなよいのです。

簡単な話です。普通の企業なら、半分の従業員は無駄な業務を作るだけのために働いているふりをしています。

まさに蟻の行列でサボっているやつのように。

でも気を付けなければならないのは、無駄な作業を作る半分の従業員を辞めさせれたとしても、残った従業員の半分はまた無駄な作業を作り始めます。磁石のように

よく太陽光発電の効率が30%だとか50%だとか言ったり、エンジンの熱効率が30%だとか言ったりして、なんと効率の悪いことかと思いますが、人間も同じぐらい効率が悪い。

働いている人の半分は無駄に時間を過ごしているのです。

じゃあどうすればいいのとなりますが、どうしようもありません。どうしたって半分は無駄なのです。

蟻の行列の無駄を無くすと、かえって危機に対応できなくなるそうです。

でも今の日本の企業は、効率が悪い割に予備もない。社内留保を限度を超えて貯め過ぎましたか?