レストランと無料の水

少しばかり話題になっている、「高級レストランで無料の水を注文することはマナー違反か?」問題。

私なんかは、レストラン側が単に「無料の水は提供しておりません」といえばよいだけのような気がしますが、日本人はお水がタダだと思いこんでいますから、「水で金をとるんか?」みたいに受け取る人もいるのでしょうね。

同じような問題として、お通しやサービス料もありますが、料金に見合ったものなら納得出来る場合もありますが、安っぽいお通しやサービスに見合わないサービス料には文句を言いたくなるのももっともかもしれません。

以前とあるイタリアンレストランで、もちろん有料でイタリア産ミネラルウォーターを出されたことがあったのですが、テーブルには栓を抜いて持ってきて、水のお味はどう見ても日本の水道の味というのがありました。こんなインチキイタリアンレストランがはびこるのも、日本的か?

だいぶ前になりますが、カナダのカトルセゾンのメインダイニングで食事をしたときは、何も言わなくても専門の給仕がミネラルウォーターを常に並々注いでくれて、またその所作が素晴らしかったことがありました。

水が無料か有料かなんてこだわる店は、どうせサービス料を取っているのでしょうから、サービスの一部として含めておけばいいのです。

しかし、この手の不満は、いつまで経っても消えないですね。